風を切って走る爽快感!ツーリングはバイクの醍醐味ですよね。でも、どのバイクを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ツーリングに最適なバイクを選ぶ際には、扱いやすさ、排気量、燃費の良さ、ライディングポジションなど、いくつかのポイントが重要です。 この記事では、250cc、400cc、650cc以上の各クラスから、初心者でも乗りやすい14モデルをご紹介します。快適なツーリングを実現するために、あなたにぴったりの一台を見つけましょう!
ツーリングをより快適に、安全に楽しむためには、自分に合ったバイク選びが欠かせません。ここでは排気量や姿勢、燃費性能など、選ぶべき基準をわかりやすく解説します。
ツーリングを快適に楽しむために大切なのは、自分の体格に合ったバイク選びです。見た目やスペックだけで選んでしまうと、実際には重くて操作しづらかったり、足が届かず不安定になったりします。こうした違和感は、走行中の疲れや転倒リスクにつながりかねません。
中でも重要なのが足つき性です。信号待ちや停車時に両足がしっかり着地できると、安心感が大きくなります。
車体の重さや重心の高さもチェックしましょう。軽くて低重心なバイクは操作がしやすく、長距離のツーリングでも疲れにくい傾向です。アップライトなライディングポジションのモデルを選べば、自然な姿勢で快適に走行できます。
バイク選びの際は、自分の身体としっかりフィットするかを基準にして、店頭で実際にまたがってみるのが良いでしょう。
ツーリングでは長時間一定速度で走る機会が多く、余裕のあるパワーを備えたエンジンほど回転数を抑えられます。排気量が大きいバイクはトルクにゆとりがあり、登坂や追い越しでもスロットル操作が少なくて済みます。
気筒数が多いエンジンは振動が分散されるので、一定速度での巡航における振動が少なく、走行中の微振動が手足に伝わりにくいのです。単気筒エンジンに比べて疲れにくく快適な点もポイントです。また、高回転域までスムーズに吹け上がり、加速性能も優れているため、車線変更や追い越しも余裕を持って行えます。
近年は低燃費化も進んでおり、特に最近の大型多気筒モデルは電子制御と高効率燃焼により、燃費が良い傾向です。このように排気量と気筒数のバランスがとれ、パワーと静粛性を両立したモデルを選ぶことで、ツーリングがより快適になるでしょう。
長距離ツーリングでは、給油回数を抑えられるバイクが快適です。航続距離が長いモデルであれば、給油の心配なくライディングに集中できます。そのためには燃料タンクの容量だけでなく、燃費性能もあわせて確認しましょう。
燃費が良ければ、同じタンク容量でもより遠くまで走行できます。山間部やローカルエリアではガソリンスタンドが少ない場合もあるため、そうした場面でも航続距離が長いバイクであれば安心です。
ロングツーリングを予定している方は、燃費とタンク容量のバランスを重視すると良いでしょう。給油回数が減ることは心の余裕につながり、安全運転にも寄与します。
長時間のツーリングを快適に楽しむには、無理のないライディングポジションを維持できるバイクがおすすめです。前傾姿勢のモデルはスポーティですが、長距離走行では首や腰、手首への負担が大きくなります。
初心者や体力に自信のない方は、アップライトなポジションが疲労を抑えるのに有効です。背筋がまっすぐ伸び、視線を自然に前方へ向けられる姿勢は、運転時の緊張を和らげ、周囲の景色も楽しめるでしょう。ハンドルの位置やシートの形状によっても乗車姿勢は変わるため、必ず実車にまたがることをおすすめします。
ツーリングでは長時間同じ姿勢になるため、わずかな違和感が大きな疲労につながりかねません。そのため、適切なポジションのバイクを選ぶことが、安全性と快適性の両立につながります。快適なポジションのバイクを選び、ストレスフリーなツーリングを楽しみましょう。
軽量で扱いやすく、燃費性能にも優れた250ccバイクはツーリングの入門にも最適です。ここでは初心者からベテランまで満足できる250ccモデルをご紹介します。
SUZUKI Vストローム250は、アドベンチャーツアラーとしてはもちろん、日常使いにも適したバイクです。17Lの大容量燃料タンクと優れた燃費性能により、給油回数を気にすることなくロングツーリングを楽しめます。
走行性能は滑らかで安定しており、低中速域でのトルク特性が扱いやすく、ビギナーにも扱いやすいフィーリングです。
メカニカルなバイザースタイルとLEDテールランプが印象的な外観は、アウトドアギアを思わせる無骨さも魅力です。フル液晶ディスプレイのインストルメントパネルは視認性が高く、各種情報を一目で確認できます。
旅の相棒としての装備が充実しているVストローム250は、ツーリングを楽しめるバイクです。
SUZUKI ジクサー250は、軽快さとパワーのバランスが絶妙なネイキッドモデルです。油冷エンジンは熱効率の向上とメンテナンス性を両立し、通勤や街乗りはもちろん、ツーリングでも安定した走りを実現します。扱いやすいエンジン特性により、長距離ツーリングでもストレスフリーなライディングが体感できるでしょう。
乗車姿勢は前傾を抑えたポジションで、フロントフォークや前後ディスクブレーキの剛性バランスにより、峠道でも思い通りのラインで走れます。
軽量な車体は扱いやすく街乗りからツーリングまで楽しく走行でき、燃費性能も高いため特に長距離ツーリングでは経済的です。コストパフォーマンスに優れたジクサー250は、ツーリング初心者だけでなく、ベテランライダーにもおすすめです。
Honda CBR250RRは、250ccクラスとは思えない本格的なスポーツ性能と、電子制御による乗りやすさが魅力です。DOHC直列2気筒エンジンはレスポンスに優れ、低回転域では粘りがありながらも、高回転まで一気に吹け上がるフィーリングで、ツーリングからスポーツ走行まで幅広く楽しめます。
ライディングモードの切り替え機能により、状況や気分に応じた設定変更が可能です。例えば、市街地ではスムーズな加速、高速道路では力強い走行を実現します。路面の凹凸をしっかり吸収するサスペンションは、長時間のツーリングでも疲労を感じさせません。
車体は軽量ながら剛性が高く、安定したコーナリングを楽しめます。先進的なLEDヘッドライトや液晶メーターなどを備え、視認性や操作性において優れています。CBR250RRは、スポーツ走行はもちろん、街乗りもツーリングも楽しめる万能バイクです。
Honda レブル250は、圧倒的な人気を誇るクルーザーモデルであり、ツーリング初心者からリターンライダーまで幅広い層に支持されています。低めのシート高で足つきが良く、扱いやすいトルク特性のエンジンで、街乗りからツーリングまで安定した走りが体感できる乗りやすい一台です。
直進安定性が高く、高速道路でも安定した走行が可能です。アップライトなライディングポジションは長時間のツーリングでの疲労を軽減するでしょう。軽量な車体は、狭い場所でのスムーズな取り回しを可能にし、滑らかな加速も魅力です。
個性が光るシンプルかつ力強いシルエットは、老若男女を問わず人気を集めています。カスタムの自由度も高く、快適性と実用性を兼ね備えた、ツーリングに最適なモデルと言えます。
ホンダのロングセラーモデルであるFORZA(フォルツァ)は、フュージョンの後継モデルとして2000年に登場し、当時のビッグスクーターブームと共に人気を集めました。20年以上もの間、ラインアップに名を連ねています。
現行モデルのフォルツァには、出力特性と耐久性に優れた「eSP+」エンジンが搭載されており、これにより一般道での扱いやすさはもちろん、力強い加速性能を実現。また、走行風を和らげる調整式電動スクリーンや、振動を低減するバランサーシャフトの採用により、長時間のライディングにおける疲労軽減にも貢献しています。
780mmのシート高は足つき性に優れ、前方に伸びたステップフロアと相まって自然なライディングポジションを生み出します。また、48Lの容量を誇る照明付きラゲッジボックスには、ヘルメットを2つ収納可能。街乗りから長距離走行まで、快適に楽しめるフォルツァは、魅力が詰まったビッグスクーターです。
パワーと取り回しやすさのバランスが絶妙な400ccクラスは、ツーリングにおいて非常に人気があります。快適性・実用性ともに優れた注目の400ccモデルをピックアップしました。
KAWASAKI Ninja400は、スポーツ性能とツーリングの快適性を兼ね備えた人気のモデルです。フルカウルが風の影響を軽減し、高速道路でも安定した走行を可能にします。並列2気筒エンジンは低回転から力強いトルクを発揮し、スムーズな加速を実現しています。
軽量なトレリスフレームと低めのシート高により、取り回しがしやすく、小柄な方でも扱いが簡単な形状になっています。ABSやアシスト&スリッパークラッチの装備により、滑らかで安定感のあるライディングが楽しめます。適度な前傾ポジションは長距離走行でも疲れにくく、快適なツーリングが可能です。
高速域での安定感と街乗りでの軽快さを両立したNinja400は、初心者から上級者まで満足できる実力を備えたバイクです。
KAWASAKI エリミネーター400は、クラシカルなクルーザーデザインと現代的な装備を融合させたモデルです。水冷並列2気筒エンジンは力強いトルクを発揮し、街乗りから高速道路まで幅広く対応します。扱いやすさと安定感を両立しているため、長距離ツーリングでもゆとりを持って走れます。
また、低めのシート高により足つき性が良好で、小柄な方でも乗りやすい仕様です。、長時間の運転でも疲れにくく快適に感じられるでしょう。
LEDライトやデジタルメーターなどの先進装備を装備し、機能性とデザイン性を兼ね備えています。快適さと扱いやすさを重視するライダーに、エリミネーター400はおすすめです。
Honda NX400は、快適性と走行性能のバランスが取れたツアラーモデルです。アドベンチャー系のデザインに実用性を加えた構成で、ロングツーリングはもちろん街乗りにも適しています。水冷並列2気筒エンジンは低回転でも力強く、高速道路でもスムーズな走行を可能にします。
ライディングポジションはややアップライトで、自然な姿勢を保ちやすく、長時間の走行でも疲れにくいバイクです。シート高は低めに設定されており、足つきも良好です。視界が広く確保できるため、ツーリング中の安心感にもつながります。
静かで振動が少ないエンジンは快適で、燃費も優れています。NX400は、機能性と扱いやすさを兼ね備えた、ロングツーリングにも適したバイクです。
Honda CB400SFは、ネイキッドバイクの王道を体現するスタンダードモデルとして人気を集めています。中低速での粘りあるトルクと、高回転域での滑らかな伸びが魅力の直列4気筒エンジンを搭載し、街乗りから高速巡航まで幅広く対応可能です。
コンパクトな車体と低めのシート高により、足つき性も優れています。取り回しもしやすく、ビギナーでも安心して扱えます。フレーム剛性や足回りのバランスも良好で、ワインディングを楽しめるバイクです。
自然な姿勢を保ちやすいライディングポジションで、長距離ツーリングも快適です。ABSやアシストスリッパークラッチなども備え、安全性と扱いやすさを両立しています。
CB400SFは、多くのライダーにとって満足度の高いバイクです。
長距離を快適に走破したいなら、大排気量モデルは強い味方になります。高速巡航や積載性に優れた650cc以上のおすすめバイクを厳選してご紹介します。
KAWASAKI Z900RSは、名車Z1のDNAを継承しつつ最新技術を搭載したネオクラシックモデルです。排気量948cc水冷並列4気筒エンジンは、低速から力強いトルクを発揮し、高速走行でも余裕の加速が可能です。
また、お尻をしっかりとホールドしてくれるシート形状により、腰への負担を軽減。剛性の高いフレームと前後サスペンションのバランスが良く、ワインディングでも軽快なツーリングを楽しめます。
クラシカルなタンクと砲弾型メーターが所有感を満たしつつ、LEDライトやUSB電源といった実用装備も魅力です。走りとスタイルを両立したZ900RSは、景色を楽しみながらツーリングしたいライダーにぴったりのモデルと言えるでしょう。
KAWASAKI Ninja1000 SXは、ツアラーとスポーツの性能を兼ね備えた大型モデルです。1,043ccの直列4気筒エンジンは、低回転から力強く加速し、高速走行でも余裕があります。街乗りでも扱いやすく、ツーリングでは快適性が際立ちます。
電子制御の装備も充実しており、クルーズコントロールなどの最新技術により、状況に応じた走行が可能で、長時間のツーリングでも疲れにくいバイクです。
大型スクリーンや座り心地の良いシートも装備され、風圧や振動を軽減してくれます。Ninja1000 SXは、スタイルと実用性の完成度が高いため、快適さと走りを両立したいライダーにぴったりのバイクです。
SUZUKI Vストローム650XTは、アドベンチャーモデルとして評価が高いバイクです。645ccの水冷V型2気筒エンジンはスムーズで扱いやすく、低回転域でも力強さを感じられるでしょう。
街乗りから高速巡航、ワインディングまで幅広い走行に対応できる柔軟性があり、広めのハンドルは視認性と操作性を高め、長時間の走行でも疲れにくい設計です。
快適なシート形状と足回りの設定により、路面の変化にも柔軟に対応し、安定した乗り心地を提供しています。快適性と冒険性を求めるライダーにとって、Vストローム650XTは頼れるバイクです。
Honda NC750Xは、扱いやすさと実用性を重視したミドルアドベンチャーモデルです。745ccの並列2気筒エンジンは低中速のトルクが太く、市街地や峠道、高速道路でもストレスなく走行できます。回転数を抑えた設計により燃費も良く、長距離ツーリングでも経済的です。
燃料タンク風カバーの下には収納スペースを備えており、ヘルメット1個を収納できます。ツーリング中の荷物管理にも便利です。DCT仕様はクラッチ操作が不要で、オートマ感覚でスムーズな加減速ができます。
足つきの良いシート高とアップライトなポジションにより、快適な走行が可能です。風防効果のあるスクリーンと安定した足回りにより、長距離でも疲れを感じません。NC750Xは、効率と快適性を両立させたい方におすすめのバイクです。
Honda レブル1100T DCTは、クルーザーらしい低く構えたスタイルに先進技術を融合させた、ロングツーリング向けの上級モデルです。排気量1,082ccの水冷並列2気筒エンジンは、大排気量ならではの太いトルクを発揮し、低回転から粘り強く走れます。スロットルレスポンスも穏やかで、高速巡航でも余裕を持って走れます。
Honda独自のDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載している点も魅力です。クラッチ操作が不要なため、オートマ感覚でスムーズな加減速ができます。信号待ちや渋滞時のストレスを軽減し、長距離ツーリングも快適です。
ハードサイドバッグやフロントカウルが標準装備で、収納力と防風性にも優れています。前傾の少ないリラックスしたポジションにより、体への負担も抑えられます。じっくりクルージングを楽しみたいライダーに、最適な一台です。
ツーリングを楽しむときは、適したバイクを選ぶことで快適性と安全性が格段に向上します。排気量やライディングポジション、燃費や積載性といった要素を踏まえ、自分にぴったりのバイクを見つけましょう。
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