連休や週末を利用して、関西方面へ出かけたいライダーは多いのではないでしょうか。日帰りで楽しめる目的地や、125cc以下でも走行できる穴場コースの情報も気になるところです。 今回は、大阪や京都をはじめとした主要エリアから、見逃せない絶景ロードや立ち寄りスポットを厳選してご紹介します。排気量ごとの通行規制も解説していますので、週末のお出かけに役立ててください。
心地よい風を感じながら走行できる関西の魅力的なルートをご紹介します。初心者からベテランまで、日帰りや半日でも十分に楽しめる目的地を厳選しました。

大阪府北部にある明治の森箕面国定公園は、大阪市の中心部から約40分でアクセスできる景勝地です。落差33メートルの箕面大滝は、秋になると山々が赤く紅葉し、自然の迫力を間近で体感できます。
なお、周辺の箕面ドライブウェイには、年間を通して終日二輪車通行禁止となる区間があります。あらかじめ規制情報をよく確認したうえで計画しましょう。

京都市右京区の嵐山エリアと高雄エリアを結ぶ、全長10.7キロメートルの有料観光道路です。道路内には展望台が4箇所あり、保津峡の渓谷美や京都市街の大パノラマを一望できます。秋には約3,000本のモミジが沿道を彩り、紅葉した木々のトンネルを駆け抜けるような爽快感を味わえます。
通行料金は二輪車が1,500円です。125cc以下の車両は通行できません。交通規制と合わせて、事前に確認しておきましょう。

神戸市街地から六甲山頂へと繋がる、全長約5キロメートルの本格的なワインディングロードです。ヘアピンカーブが連続するコースで、眼下には神戸港の景色が広がります。山頂の展望台からは夜景や街並みを見渡せるため、ちょっとしたお出かけの目的地としても最適です。
ただし、表六甲ドライブウェイは土曜日・日曜日・祝日を対象に終日通行禁止となる区間があります。ご利用の際は、通行可能な平日を選ぶか、ほかのルートへの迂回も検討しましょう。

兵庫県宍粟市に位置する最上山公園は、山全体がモミジに包まれる紅葉の名所です。公園の西側にある「もみじ山」には、日本のカエデ約3,000本や世界のカエデ約400本が植えられています。秋の最盛期には、遊歩道一帯が落ち葉で「赤い絨毯」の状態になり、徒歩での散策でも楽しめる場所として有名です。
周辺の国道29号は信号が少なく、リフレッシュできる快走路として定評があります。125cc以下の車両でも通行できるため、のんびりと走りたいときにもオススメです。

城下町の風情が残る丹波篠山エリアは、歴史的な街並みとグルメを同時に満喫できる目的地です。特産品の丹波黒枝豆や栗、猪肉などを使用したご当地料理を各店舗で味わえます。
周辺には適度なワインディングを楽しめる主要地方道や広域農道があり、快適に走れます。市街地中心部にはバイク用の駐車場も整備されているため、散策も楽しめます。
美味しい食事と適度な距離の日帰りツーリングを楽しみたい方にオススメできるエリアです。

滋賀県と岐阜県にまたがる、全長17キロメートルの壮大なドライブウェイです。標高1,377メートルの伊吹山頂へ向かって一気に駆け上がるルートでは、高山植物や雄大な山並みを望めます。山頂から麓にかけて広がる木々のグラデーションは、まるで雲の上を走っているかのような感覚を味わえるでしょう。
二輪車の通行料金は2,300円で、通行できるのは126cc以上の車両です。山頂の駐車場からは琵琶湖の大パノラマを見渡せます。絶景を満喫しに出かけてみてはいかがでしょうか。

大津市から比叡山山頂を結ぶ有料道路で、琵琶湖の南湖を一望できる絶景ロードです。沿道にはモミジが植えられており、11月頃には鮮やかな紅葉に包まれたライディングを楽しめます。途中にある「夢見が丘展望台」からは、大津市街や琵琶湖大橋の美しい景観を眺められます。
比叡山ドライブウェイの二輪車料金は区間によって異なります。125cc以下の車両は通行できません。なお、奥比叡ドライブウェイは日曜日・祝日・その他休日に二輪車を対象に通行規制があるため、縦走ルートを組む場合は注意が必要です。

滋賀県高島市マキノ町にある、全長約2.4キロメートルにわたって続く並木道です。約500本のメタセコイアが整然と立ち並び、まるで異国情緒あふれる景観が広がります。
秋には葉がレンガ色や黄色に紅葉し、直線道路の先まで美しい「木々のトンネル」が続きます。周辺の奥琵琶湖パークウェイと組み合わせれば、湖畔を眺めながら走れる最高のルートになります。
通行料は無料で、125cc以下の車両でも走行できるので、車両を選ばない気軽さもオススメできるポイントです。

天川村にあるみたらい渓谷は、近畿地方でも屈指の透明度を誇る清流と巨岩が織りなす景勝地です。川沿いに整備された遊歩道からは、大小さまざまな滝や吊り橋越しに見事な景色を堪能できます。
渓谷へ向かう国道309号は、山間を縫うように走るルートです。適度な緊張感のある道が続きますが、一部には道幅が狭い区間もあるため、対向車や路面の落ち葉に注意して安全運転を心がけましょう。
バイクが持つ「気軽さ」という魅力を最大限に活かせる目的地と言えます。

国道169号から日本有数の秘境である大台ヶ原へと続く、全長約20キロメートルの山岳道路です。標高約1,600メートルの終点を目指して駆け上がると、周囲の木々が美しい黄色や赤へと変わっていく様子が見られます。路面は舗装されていますが、タイトなカーブや急勾配が続くため、十分な注意が必要です。
また、11月下旬以降は全面通行止めとなるため注意しましょう。原生林の中を走り抜ける爽快感は、ほかでは味わえない贅沢な時間です。期間中に訪れることをオススメします。

倶留尊山から亀山にかけて広がる、約40ヘクタールの広大なススキの草原です。秋になると一面が銀色の波に覆われ、夕暮れ時には太陽の光を浴びて黄金色に輝く美しい光景が広がります。
高原へ向かう県道は比較的整備されており、初心者でも落ち着いて走りやすいでしょう。また、周辺には日帰り温泉施設もあり、旅の疲れを癒やせます。125cc以下の車両でも走行できるところも嬉しいポイントです。

和歌山県田辺市の吉野熊野国立公園内にある、豊かな自然に囲まれた渓谷です。会津川の上流に位置し、ユニークな形状の巨岩や、勢いよく流れ落ちる「不動滝」を見学できます。秋には滝を囲むように木々が赤く染まり、岩の白さと紅葉の鮮やかなコントラストを楽しめます。
周辺の道路は比較的交通量が少ない日もあるため、自分のペースでゆったりと走行するソロツーリングにもオススメです。走行する際は、道幅や見通しに注意しながら無理のないペースで走りましょう。

和歌山県と奈良県を結ぶ、全長約42.7キロメートルの広大な尾根道です。かつては有料道路でしたが、現在は無料で開放されており、関西随一の絶景ワインディングを楽しめます。
標高1,000メートルを超える高地を走行するため、10月中旬頃から始まる紅葉をいち早く体感できるでしょう。護摩壇山からは、紀伊山地の山々が連なる大パノラマを望むことができます。
ただし、冬期は路面凍結による通行規制があるため、厳冬期を避けて訪れるのがオススメです。
関西エリアには、美しい景色や爽快な峠道を堪能できる魅力的なスポットが豊富にあります。ツーリングを計画する際は、有料道路の通行料金や125cc以下対象の走行規制、土日祝日の二輪通行禁止エリアを公式サイトなどで事前に確認しておくことが大切です。
あらかじめルートの特徴を整理しておけば、当日のトラブルも防ぎやすくなります。愛車の点検を済ませて、週末は関西の魅力あふれる絶景スポットへ出かけてみませんか。