満員電車の息の詰まるような思いをしなくてよく、車よりも小回りが利き、さらに燃費性能にも優れるバイクが通勤手段として注目されています。しかし、ひとくちに「バイク」と言ってもジャンルや車種、排気量などさまざまです。本記事では、通勤に使いやすいバイクの選び方と共に、おすすめの5車種をピックアップしました。これからバイクで通勤しようと思っている人や、通勤用バイクの買い替えを考えている人は必見です。
一般社団法人日本自動車工業会が2022年3月にまとめた「2021年度 二輪車市場動向調査 報告書」から、通勤とバイクの関係をひもときました。
バイクを所有している人のうち、通勤で使用している人はどれくらいの割合なのでしょうか。一般社団法人日本自動車工業会が2022年3月にまとめた「2021年度 二輪車市場動向調査 報告書」をひもとき、その実態を紹介します。バイクがいかに通勤に向いているかが分かるでしょう。
「2021年度 二輪車市場動向調査 報告書」の「使用状況」から、バイクの使用実態を紹介します。
会社や学校までバイクで行っている人は35％に上ることが分かりました。主な使い道（単数回答）としては、用途別ではトップとなる26％です。多くの人が通勤でバイクを使っているといえます。
バイクの排気量やジャンル別で、どのように使用されているのでしょうか。先ほどと同じく「2021年度 二輪車市場動向調査 報告書」から紹介します。
スクーターは排気量を問わず、通勤に使用している人が多いようです。
通勤用バイクを購入する際の選び方をまとめました。
実際に通勤用バイクに求められる特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。もちろん、バイクはデザインや性能などで気に入ったものを選ぶのがよいのですが、ここでは通勤に適したポイントを紹介します。快適な通勤を楽しみたい人は、ぜひバイク選びの参考にしてみてください。
車幅のあるバイクは何かと気を使うものです。スリムなバイクなら狭い道や渋滞でも気兼ねなく運転できるでしょう。また、会社の駐車場が狭い場合でも、スリムなら気を使わずに駐車できます。忙しい毎日を快適に過ごすためにも、気遣いやストレスの少ないバイクを選びましょう。
通勤用バイクでは、かばんやヘルメットの収納スペースの確保が大切です。スクーターであれば、シート下に収納スペースを備えたモデルがほとんどなので、特におすすめできます。収納スペースがない場合でも、トップケースが取り付けられるモデルであれば問題ありません。シート下トランクとトップケースがあればベストです。
取り回しに優れた機動性の高いバイクなら、都市部や渋滞路、細い路地などもストレスなく走れるでしょう。バイク購入前に、車体の大きさや重さはもちろん、ハンドルの切れ角や実際の押し歩きでの重量感や押しやすさなどのチェックをおすすめします。バイクは乗り心地だけでなく、取り回しのしやすさも重要です。
通勤用バイクとしておすすめのモデルを5台紹介します。
実際に通勤に適したバイクを選んでみました。上で紹介したように、選び方のポイントに沿ってみると、やはりスクーターが適していることが分かります。しかも、維持費の安さとエンジンパワーのバランスが良い原付二種がおすすめです。そこでここでは原付二種スクーターをメインに紹介します。ただし1台だけ、スクーターではないホンダの人気モデルも入っているので要注目です。
ホンダは原付二種クラスにたくさんのスクーターをラインナップしています。その中で最も高級志向の高いモデルがPCXです。リラックスしたライディングポジションや余裕のあるエンジン、大容量のシート下トランクなど、極上の通勤体験を与えてくれるでしょう。人気車種なので、新車での購入はもちろん、中古車のタマ数が豊富なのも魅力です。
高速道路を使いたいという人には、上級モデルのPCX160が良いでしょう。
オーソドックスなスタイリングと買いやすい価格設定によって、通勤用として最適な1台です。コスパの良さは車体価格だけにとどまりません。燃費はWMTCモード値で51.9km/Lで、クラス最高レベルとなっています。また、95キログラムの車両重量はヤマハの原付二種スクーターで最軽量です。小柄な人でも扱いやすく、ステップスルータイプなので乗り降りもラクな設計となっています。ストレスなく毎日の通勤を楽しめる1台だといえるでしょう。
原付二種レジャーバイクブームの立役者として、今も高い人気を誇るのがハンターカブです。今回紹介するなかで唯一スクーターではありません。しかし自動遠心クラッチによって、ギアチェンジにクラッチ操作が不要で、スクーター並のイージーライドが可能です。シート下トランクもありませんが、大きな荷台にはたくさんの荷物を搭載でき、トップケースも簡単に装着できます。通勤をメインに使いつつ、休日はツーリングも楽しみたいと考えている人に最適です。
インド生まれのシグナス レイZRはスタイリッシュなルックスとリーズナブルな価格設定が魅力です。エンジンは空冷単気筒113ccですが、通勤で使うには十分だといえるでしょう。100キログラムを切る車両重量やショートホイールベースによって、見た目通りのスポーティーな走りも得意です。車体価格は安くても、決して安っぽさはありません。また、街中であまり見かけないのも高ポイントです。バイク館なら新車で購入できます。
アヴェニス125は、スポーティーなデザインとやや大柄な車体がオーナーの所有欲をおおいに満たしてくれるモデルです。エンジンは加速性能にこだわったセッティングとなっているので、信号待ちの多い通勤路でもストレスのない加速が楽しめます。それでいて燃費は54.3km/L（WMTCモード値）と、非常に優れているのも特徴です。シート下トランクの他、フロントインナーラックやUSBソケット、広々としたフロアボードなど、ライダーの利便性を高めた装備を持っています。
スクーターはもちろんMT車も含めて、バイク館なら通勤に適したさまざまなバイクを選べます。
通勤用バイクにおすすめのモデルはまだまだ他にもたくさんあります。バイク館なら、そうしたさまざまな通勤用バイクを選べるのでおすすめです。もちろん、スクーターだけでなくMT車も豊富にそろえていますし、購入後のメンテナンスも安心してお任せできます。
ここではさらに、バイク館をおすすめする具体的な事例を紹介しましょう。
バイク館は、北は北海道から南は九州まで、全国に67店舗（2023年12月現在）を構えていて、それぞれの店舗で豊富な在庫を持っています。その在庫数は8,000台以上です。人気のモデルはもちろん、希少価値の高いモデルやファイナルエディションなどの限定モデルなどもそろえています。お店に行けば、通勤用のスクーターだけでなく、幅広いジャンルのバイクが見られますし、在庫はWebサイトで確認可能です。
バイク館では法定点検やオイル交換などの基本メンテナンスをお得なパック料金で受けられる「Bikeep（バイキープ）」を展開しています。全国どのバイク館でも、国家資格を持った整備士がしっかりと点検や整備をしてくれます。バイク館以外で購入したバイクでも入会可能なのもうれしいポイントといえるでしょう。
さらにダイヤモンドキーパー施工をメニューに加えた「Bikeep plus（バイキーププラス）」も好評です。毎日乗る通勤用バイクだからこそ、しっかりとお得にメンテナンスを施して、いつまでも調子の良い状態をキープしましょう。
通勤用バイクとひとくちに言っても、さまざまなモデルがあります。バイク館でお気に入りの1台を選びましょう。
通勤用バイクはツーリングバイクとはまた違った選び方のポイントがあります。しかし、さまざまなモデルがある点はツーリングバイクと同じです。だからこそ、たくさんのバイクから選びたいと思っている人は多いでしょう。バイク館なら、8,000台以上の在庫をWebサイトで検索できます。気になるバイクは近くの店舗にお取り寄せができますし、通販での購入も可能です。
通勤用バイクを探している人は、ぜひ一度バイク館の豊富な在庫からご検討ください。
