ヤマハ・XSR700とスズキ・SV650の魅力とは?ネオクラシックバイクの特徴についても解説

ヤマハ・XSR700とスズキ・SV650の魅力とは?ネオクラシックバイクの特徴についても解説

バイク紹介

2023/11/29

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401cc~
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今、世界中で人気のジャンルといえば、ネオクラシックバイクです。原付クラスから大型二輪まで、排気量を問わずにあらゆる車種がラインナップされています。そのなかでも600cc~800cc程度のミドルクラスで支持を集めているのが、ヤマハ・XSR700とスズキ・SV650です。ここでは両者の特徴や違いを解説し、それぞれの魅力に迫ります。両モデルの購入を考えている人はもちろん、今人気のバイクをもっと知りたいと考えている方もぜひ読んでみてください。

ネオクラシックとはどのようなバイクのこと?

ネオクラシックバイクにはどのような特徴があるのかを解説します。

ネオクラシックバイクとは、現代的な機能を持ちながら、外観のデザインなどはクラシカルなテイストになっているモデルを指します。ブームのきっかけはBMWモトラッドのR nineTやドゥカティ・スクランブラーといわれています。今ではホンダ・CT125ハンターカブからカワサキ・Z900RSまで、あらゆるクラスでラインナップがあり、その人気の高さがうかがえます。

ヴィンテージなスタイルにアレンジしたバイクのこと

あらためてその特徴を見ていきましょう。例えば先述のZ900RSやCT125も、フレームやエンジンなどの車体は新たに開発されたものです。しかし、そのルックスはZ1/Z2やCT110といった往年の名車をオマージュしたものといえます。このようにネオクラシックバイクとは、現代的な機構の車体をベースに、ヴィンテージスタイルにアレンジしたモデルを指すのです。

普遍的なオートバイらしいスタイリングと、高い安全性や操縦性をうまく両立し、多くのファンに支持されています。

ネオクラシックバイクのタイプは2種類

ネオクラシックバイクは大きく分けて2種類あります。まずひとつは、Z900RSやCT125のように、過去の名車のリバイバル版ともいえるモデルです。車名やスタイリングはまさに名車そのもので、かつてのファンには懐かしく、若いライダーにはバイク本来の魅力を持つモデルとして受け入れられています。

もうひとつは過去のモデルにとらわれずに、現代の発想で生まれたクラシック風モデルです。お手本となるバイクはありませんが、その分、高いオリジナリティを持っています。XSR700やSV650は、こちらの種類だといえるでしょう。

XSR700の魅力を見ていこう

ヤマハのネオクラシックバイク・XSR700の特徴や魅力を解説します。

ここからは具体的に、人気の2台の特徴を見ていきます。まずはヤマハのXSR700です。排気量は688ccで、「ミドルクラス」と言われていますが、大型自動二輪免許が必要です。大型バイクの中ではコンパクトなので、初めての大型バイクとしても支持されています。しかし、その扱いやすさとデザイン性の高さから、ベテランライダーにも支持を広げているようです。

XSR700の歴史

XSR700は2017年に初めて登場しました。ネイキッドモデルのMT-07をベースとしていますが、オーセンティックな外装をまとい、リラックスして楽しめる1台です。

2022年にマイナーチェンジが行われ、そのまま現行モデルとなっています。主な変更点は新排出ガス規制に適合したエンジンや、フロントブレーキディスクの大径化、タイヤの変更や灯火類のLED化などです。また、名車RZ250/350をイメージしたカラーリングを採用しています。

XSR700の特徴

XSRシリーズはXSR900をフラッグシップとしています。こちらはかなりスポーティーな味付けがされていますが、XSR700はフレンドリーな特性が好評です。扱いやすいので、初めての大型バイクとしても最適だといえるでしょう。しかし、688cc水冷並列2気筒エンジンは、いざとなればパワフルに走ることも可能です。街乗りからツーリング、そしてワインディングも楽しめるため、ベテランライダーからも支持を集めています。

現行モデルは2023年1月に価格改定が行われましたが、価格以外については2022年のマイナーチェンジモデルと同じです。

XSR700の基本スペック

車体サイズ:全長2,075ミリメートル×全幅820ミリメートル×全高1130ミリメートル
400ccサイズより少し大きいくらいで、非常にコンパクトな車体です。そのため、普通自動二輪免許からのステップアップとしても最適といえるでしょう。

シート高:835ミリメートル
車体のコンパクトさに比べると、やや高いといえるでしょう。しかし、車重は188kgと軽く、シート形状も絞り込まれているので、足付きはそこまで悪くはありません。

車両重量:188キログラム
コンパクトな車体に合わせて、重量は軽いため、非常に扱いやすいようです。

エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 688cc
ピックアップが良く、街中をキビキビ走るのがとても楽しいエンジンです。

SV650の魅力を見ていこう

スズキのネオクラシックバイク・SV650の特徴や魅力を解説します。

SV650は水冷Vツインエンジンと美しいトレリスフレームが最大の魅力です。ネオクラシックバイクといえば、1970年代のバイクをイメージしたモデルが多いなか、SV650は1980年代のオーソドックスなバイクデザインを踏襲しています。

そして、645ccという排気量を持ちながら、コンパクトでスリムなため、非常に扱いやすい点も魅力だといえるでしょう。奇をてらうことのないシンプルなデザインは、飽きずに長く乗れるのではないでしょうか。

SV650の歴史

SV650の歴史を語る上で避けられないのが、スズキの水冷90°Vツインエンジンです。SV650は国内では2016年に登場しますが、それ以前から海外では扱いやすいスポーツバイクとして人気を博していました。また、グラディウスというモデル名で400ccVツインモデルがあり、他にもTL1000SやSV1000Sという1,000ccのロードスポーツをリリースしていたのです。

現行のSV650は2022年に新排出ガス規制を受けて登場したマイナーチェンジ版の継続モデルで、2023年1月にカラーリングをチェンジして登場しました。

SV650の特長

SV650に搭載される水冷90°Vツインエンジンは、トルクとパルス感に優れたエンジンです。スポーツモデルながら鼓動感があり、十分なトルクによる加速も楽しめます。Vツインエンジンなので車体はスリムで、威圧感のないデザインは、飽きずに長く乗るには最適だといえるでしょう。また、美しいトレリスフレームも大きな特長です。

SV650の基本スペック

車体サイズ:全長2,140ミリメートル×全幅760ミリメートル×全高1,090ミリメートル
大型バイクとはいえ、コンパクトな車体です。特に800ミリメートルを切る全幅が、SV650のスリムさを表しているといえるでしょう。

シート高:785ミリメートル
400ccネイキッド並の低さは大きな安心感につながります。

車両重量:199キログラム
車体のコンパクトさから見ると、少し重量があるように感じるでしょう。それでも200kgを切っているため、実際に車体を取り回して重さを感じることはあまりなさそうです。

エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒 645cc
トルク感と鼓動感にあふれるエンジンは、まさにスズキが誇る名機と言ってよいでしょう。また、中回転域から高回転域へかけての伸びの良さも特筆すべきポイントです。

XSR700やSV650のバイクの購入ならバイク館へ!

XSR700とSV650を豊富にそろえ、さらに充実したメンテナンスメニューを備えるバイク館がおすすめです。

XSR700とSV650は、ミドルクラスのネオクラシックバイクとして圧倒的な人気を誇ります。そのため中古車も豊富です。しかし、中には程度の悪いバイクもあるようです。

そこで重要なのは中古車選びではなく、販売店選びと言ってよいでしょう。バイク館なら、豊富な在庫と共に充実したメンテナンスメニューを備えているのでおすすめです。

全国にある60以上の店舗からバイク選びができる

バイク館の店舗数は2023年10月時点で66店舗あります。北は北海道から南は九州まで、全国各地に店舗があり、それぞれに豊富な在庫をそろえています。

また、Webサイトも充実していて、中古車や新車の在庫状況をすぐに検索できます。気になる車両は近くの店舗にお取り寄せが可能なので、まずはWebサイトで車両探しをしてみるのがよいでしょう。

バイク館でバイクを探す

充実のメンテナンスメニューでバイクライフを応援

バイク館では、定期点検と基本メンテナンスをパック料金で提供する「Bikeep(バイキープ)」をはじめ、バイク点検や車検などのメンテナンスにも注力しています。在籍する整備スタッフの整備資格保有率は70%以上で、XSR700やSV650も安心して見てもらえるでしょう。

また、バイク館で購入した新車と中古車には全て保証がついている点も、注目したいポイントです。バイクを買うだけでなく、バイク館ならその後のバイクライフもしっかりサポートします。

バイク館のメンテナンス

まとめ

XSR700とSV650は同じミドルクラスのネオクラシックバイクですが、異なる魅力を持つバイクだということが分かりました。

ミドルクラスのネオクラシックバイクとして人気のXSR700とSV650ですが、その歴史や特長、乗り味などは全く違うものです。しかし、どちらを購入しても、きっと満足できるバイクライフを送れるでしょう。

ただし、充実のバイクライフにはしっかりしたバイクショップが不可欠です。豊富な在庫量と満足できるメンテナンスメニューをそろえるバイク館なら、きっと安心のバイクライフを送れるでしょう。まずは公式Webサイトにアクセスしてみてください。

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