世界を席巻する最速のバイク5選!歴史に名を刻んだ名車も紹介

世界を席巻する最速のバイク5選!歴史に名を刻んだ名車も紹介

バイク紹介

2023/10/19

SHARE

バイクが持つ大きな魅力に「スピード」があります。もちろん公道で交通法規を無視するようなスピードを出すのは論外ですが、「それだけのスピードを出せる性能がある」というのは、バイクを選ぶ基準のひとつとなるでしょう。 ここでは、今まで各メーカーがしのぎを削ってきた最速バイクの歴史を振り返ると共に、現在の最速バイクも紹介します。移り変わる最速バイクのスタイリングや性能を知ることで、その魅力をさらに深く味わえるでしょう。

最速バイクの歴史を見ていこう

1969年のHonda CB750FOURから始まった国内メーカーによる「世界最速」の歴史を振り返ります。

公道を走るバイクは交通法規を守らなければなりません。国内なら、高速道路の最高速度は120km/hです。しかしそれとは別に、多くのライダーはバイクが持つ性能として「最高速」を求めてきました。そして、メーカーはそんなライダーの声に応えてきたのです。ここでは1960年代末から始まる最速バイクの歴史をひもといていきます。

1970年代:Kawasaki Z1が誕生

最速バイクの歴史は、国内では1969年に誕生したHonda CB750FOURが始まりといわれています。本田技研工業創業者の本田宗一郎氏が「こんなでかいバイクに誰が乗るんだ」と言った言葉はあまりにも有名です。最高速度は200km/hでした。

そして1972年、カワサキがCB750FOURに対抗するべく発売したのが900 Super Four、通称Z1です。空冷SOHC並列4気筒736ccエンジンのCBに対し、Z1は空冷DOHC並列4気筒903ccエンジンを搭載しました。圧倒的なエンジンの性能差とスタイリッシュなルックスによって、Z1は世界中でヒットします。その人気は、いまだに衰えを見せていません。

CB750FOURとZ1の登場により、並列4気筒エンジンによる高出力化時代が幕を開けるのです。

1980年代:SUZUKI KATANAが登場

2ストロークメーカーだったスズキも、空冷4気筒エンジンによる高出力化競争に参入します。その最初のモデルが1970年後半に発売したGS750とGS1000でした。1981年には4バルブ1074ccエンジンを搭載したGSX1100Eを発売します。

そして翌年、GSX1100S KATANAが登場します。その名の通り、刀をイメージしたシャープなスタイリングは、当時あまりにも独創的でした。そのためルックスを取り沙汰されることが多いのですが、KATANAは正真正銘、スズキが世界に誇る最速バイクです。ちなみに最高速度は218km/hとされています。

1984年にカワサキは失った「最速」の座を取り戻すため、初の水冷DOHC並列4気筒エンジンを搭載したGPZ900Rを発売しました。Ninjaと呼ばれるこのモデルは、じつは正式名称ではありません。当時はペットネームとして「Ninja」の名称が使われていましたが、次のモデルから、カワサキのスポーツバイクのブランド名として正式に付けられることになるのです。

1990年代:Kawasaki ZZR1100が発売

GPZ900Rの登場により、最速バイクのエンジンは空冷から水冷へとシフトしました。そして、1990年に発売されたのがZZR1100です。排気量は1,052ccで最高出力は147psを10,500rpmで発揮します。

気になる最高速度は280km/h以上といわれ、スピードメーターの目盛りは320km/hまで刻まれていました。ちなみにZZR1100には前期型(C型)と後期型(D型)があります。

長らく最速バイクの世界はZZR1100の独壇場でしたが、1999年にスズキがGSX1100S KATANA以来となる世界最速モデルを発売します。それがGSX1300R Hayabusaです。

2000年代:SUZUKI Hayabusaが登場

GSX1300R Hayabusaの最高速度は312km/hでした。1996年にホンダが発売したCBR1100XXの最高速度も300km/hを超えていたといわれており、1990年代後半から最速バイクはオーバー300km/hの世界に突入します。

その中で、性能だけでなく個性的なスタイリングで頭ひとつ抜けた存在となったのが、Hayabusaだったのです。しかし、激化する最高速競争にストップをかけるため、2001年にヨーロッパで300km/hの最高速度規制が設けられます。それに合わせてHayabusaは2001年モデルよりリミッターを装備しました。

こうして2000年代中頃には、最高速競争はすっかり落ち着くことになったのです。

2010年代:二大モデルを中心に展開

GSX1300R Hayabusaは2代目ではHayabusaの名称となりました。ZZR1100はZZR1200からZZR1400、そしてZX-14Rと進化を続けます。しかしホンダはCBR1100XXを最後に、ハイスピードツアラーを発売していません。

最高速競争の激化とヨーロッパでの規制によって、最速バイクの世界は大きく変わったといえるでしょう。現在でも3代目Hayabusaは人気ですし、カワサキもスーパーチャージャーを採用したNinja H2を販売しています。どちらも最高速度をうたってはいませんが、現代の最速バイクはこの2台を中心に、各メーカーのスーパースポーツモデルが担っていると考えてよいでしょう。

バイク館でバイクを探す

おすすめの最速バイク5選

現行モデルを中心に高年式バイクの中から、特におすすめの5台を紹介します。

今、最速と言われるバイクにはどのようなモデルがあるのでしょうか。1990年代から始まったハイスピードツアラー隆盛は落ち着いて、現在ではスーパースポーツも「最速」のラインナップに加わっています。これは、最高速規制によってバイクの速さが、最高速度からコーナリング性能も含めたバランスを重視するようになったからだと考えられます。ここでは特におすすめの5台のモデルを紹介しましょう。

SUZUKI Hayabusa(GSX1300R)

現行モデルは3代目です。デザインのコンセプトを初代から受け継ぎつつ、よりシャープなスタイリングとなっています。

最高出力こそ2代目よりダウンしていますが、トータルバランスの良さや先進の電子技術によって乗りやすさは大きく向上しているようです。ロングツーリングはもちろんのこと、太い低速トルクによって、街乗りも快適なオールラウンダーとして愛されています。

スズキ Hayabusaのバイクを探す

BMW Motorrad S 1000 RR

レーサーを思わせるアグレッシブなフォルムに、210PSを発揮する水冷4ストローク並列4気筒999ccエンジンを搭載するのが、ドイツのバイクメーカーBMW Motorradのスーパースポーツモデル S 1000 RRです。197kgの軽量な車体に6段階のトラクションコントロールをはじめとする先進技術を多数搭載しています。また、クルーズコントロールやグリップヒーターも装備していて、快適なツーリングも可能です。

BMW Motorradのバイクを探す

DUCATI  1199 Pnigale R

今やドゥカティのスーパースポーツモデルはV型4気筒モデルが主流です。しかし、今なおドゥカティといえばL型(90°V型)2気筒だというライダーも多くいます。そんなライダーにおすすめしたいのが、1199 Pnigale Rです。

登場から10年近くがたちますが、スーパーバイク世界選手権への出場資格を持つ性能は、現在でも十分だといえるでしょう。

DUCATI 1199 のバイクを探す

Kawasaki Ninja H2

国内の現行モデルではNinja H2 SXがラインナップされていますが、こちらはツアラーに寄せたモデルです。Ninja H2は、より過激なスポーツ性能を持ち、最高出力はスーパーチャージャーとラムエア加圧を組み合わせると242PSにも達します。しかし、国内仕様ではETC車載器が標準装備され、ツーリングライダーにも人気のモデルです。

カワサキ Ninja H2のバイクを探す

Honda CBR1000RR-R

ホンダはCBR1000FやCBR1100XXなどのハイスピードツアラーを発売したことはありますが、基本的に高性能モデルは巨大なツアラーではなく、コンパクトなスーパースポーツで展開してきました。そのホンダ・スーパースポーツの最高峰が、CBR1000RR-Rです。201kgという軽量な車体に218PSを発揮する水冷並列4気筒999ccエンジンを搭載しています。もちろん電子技術も多数盛り込み、速いながらも扱いやすい1台です。

ホンダ CBRのバイクを探す

バイク館でしか手に入らない最速のバイクを手に入れよう!

高年式モデルも旧車も、最速バイクは安心のバイク館で購入することをおすすめします

現行の最速バイクは現在の技術を集約したモデルばかりなので、非常に魅力的です。昔の最速バイクもまた、当時の最新技術やメーカーの情熱を注いだ素晴らしいバイクだといえるでしょう。しかし、これらのバイクは高い性能を持っているために、しっかりした整備がされていないと不安です。

バイク選びは販売店選びとも言われているように、購入する際はバイク館のような安心できるお店を選びましょう。ここではバイク館をおすすめする理由を説明します。

最大級の品ぞろえでバイク選びが可能

バイク館は北海道から九州まで、全国に64店舗(2023年8月時点 )を構えています。それらの店舗全てで豊富な在庫があり、国産車、外国車、希少車や未発売モデルまで幅広く扱っているのです。

また、近所の店舗にお目当てのバイクがなくても、他店舗からお取り寄せが可能となっています。在庫状況はWebサイトで確認できるので、ぜひ一度アクセスしてみてください。

バイク館でバイクを探す

アフターサービスで新しいバイク生活をサポート

バイク館の充実したアフターサービスと保証制度も支持を集めています。国内メーカーの新車ならメーカー保証2年にバイク館独自の保証1年をプラスして3年間の保証がつきます。また、1か月もしくは1,000キロメートル走行時に無料点検を実施しているのもうれしいポイントです。

中古車も最長1年間の保証があり、保証期間中なら何度でも無料での修理が可能となっています。これなら、古いバイクも高性能バイクも安心して購入できるのではないでしょうか。

バイク館の安心保障

まとめ

ライダーの夢やメーカーの威信をかけた最速バイクは、どの年式であれ魅力的なモデルばかりです

ライダーの夢やメーカーの威信をかけた最速バイクは、どれもが魅力的です。最新モデルなら電子技術を駆使しているので驚くほど乗りやすく、古いモデルは荒ぶるパワーを乗りこなす楽しみがあるでしょう。

しかし、そんな楽しいバイクライフを送るためには、何よりもサポートしてくれるバイクショップ選びが大切です。バイク館なら、充実の保証制度や在庫状況が分かるWebサイトなど、ライダーのためのシステムが充実しています。まずはWebサイトにアクセスしてみてください。

バイク館でバイクを探す

店舗検索

会員登録

整備予約