CB1100シリーズは、空冷4気筒エンジンならではの鼓動感やクラシカルなデザインが魅力のバイクです。しかし、「CB1100」「CB1100EX」「CB1100RS」はそれぞれ特徴が異なるため、どのモデルを選べばよいか迷う方もいるでしょう。 本記事では、CB1100シリーズの歴史や各モデルの特徴、スペックの違いを分かりやすく解説します。CB1100シリーズの違いを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
CB1100シリーズは、クラシカルな見た目と扱いやすさを兼ね備え、幅広い世代のライダーから支持を集めたモデルです。ここでは、CBシリーズの歴史とCB1100シリーズの特徴を紹介します。

ベンリイ CB92スーパースポーツ(1959)
CBシリーズは、1959年に発売された「ベンリィCB92スーパースポーツ」をルーツとする、ホンダを代表するロードスポーツシリーズです。
1969年には、高性能な4気筒エンジンを搭載した「CB750FOUR」が登場し、多くのライダーから高い評価を受けました。その後も250ccから1,300ccまで幅広い排気量のモデルが展開され、高い走行性能と扱いやすさを兼ね備えたシリーズとして人気を集めています。
CB1100も、こうした長い歴史と伝統を受け継いで誕生したモデルです。昔ながらのCBらしいデザインを大切にしながら、現代のライダーにも乗りやすい性能を備えた「新世代のCB」にふさわしいバイクといえます。

CB1100 キャンディーグローリーレッド(2010)
CB1100シリーズは、2010年に「ゆったりと余裕を持って走る楽しさ」をテーマに開発されたロードスポーツモデルです。開発では「鷹揚(おうよう)」というコンセプトが掲げられ、速さだけではなく、操る楽しさや所有する満足感を重視して設計されました。
最大の特徴は、空冷4気筒エンジンを採用したことです。見た目の美しさにもこだわり、薄く深い冷却フィンを採用するなど、空冷エンジンならではの存在感を追求しました。
車体は日本人の体格に合わせて設計されており、大型バイクでありながら扱いやすいサイズ感を実現しています。さらに、18インチホイールや安定感を重視した足回りを採用することで、ゆったりとした乗り味と安心感のある走行性能を備えたモデルです。

CB1100 パールミルキーホワイト(2010)
CB1100は、CB1100シリーズの基本となるスタンダードモデルです。ここでは、具体的にどのようなバイクなのかを見ていきましょう。
CB1100は、ゆとりのある走りと所有する満足感を追求して開発されたロードスポーツモデルです。
最大の特徴は、空冷直列4気筒エンジンです。低回転から中回転域で力強さを感じられる特性となっており、急加速を求めるのではなく、街中やツーリングでゆったりとした走りを楽しめます。
車体は大型バイクでありながら、日本人の体格に合わせたコンパクトな設計です。シート高は765mmと低めに設定されており、足つきが良く、初めて大型バイクに乗る方でも安心感があるでしょう。さらに、18インチホイールや専用フレームを採用することで、安定感のある穏やかなハンドリングを実現しています。
デザインもCBシリーズの伝統を受け継いでおり、丸みのある燃料タンクや空冷4気筒エンジンの存在感が魅力です。走る楽しさだけでなく、眺める喜びや所有する満足感も味わえる1台となっています。
CB1100(2010)のスペックは、以下の通りです。
| 全長 | 2,205mm |
| 全幅 | 835mm |
| 全高 | 1,130mm |
| シート高 | 765mm |
| 車両重量 | 243kg |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| 燃料消費率(WMTCモード値) | 27.0km/L(60km/h 定地走行テスト値) |
| エンジン | 空冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列4気筒 |
| 総排気量 | 1,140cc |

CB1100EX インディーグレーメタリック(2014)
CB1100EXは、CB1100シリーズの中でもクラシカルなデザインが魅力のバイクです。ここでは、CB1100EXの魅力やスペックを見ていきましょう。
CB1100EXは、トラディショナルなイメージを深めたモデルです。
大きな特徴は、前後18インチのワイヤースポークホイールと2本出しマフラーを採用している点です。さらに、容量16Lの専用燃料タンクや厚みのある専用シートを組み合わせることで、ゆったりとした乗り心地と落ち着いた雰囲気を実現しています。
2019年モデルではエンジン全体がシルバー仕上げとなり、空冷エンジンならではの冷却フィンの美しさがより際立つデザインとなりました。クロームメッキのパーツも多く使われているため、シリーズの中でも特にクラシカルな印象を与えます。
走行性能では、6速ミッションを採用し、街乗りからツーリングまで快適な走りを楽しめます。また、2本出しマフラーから響く重厚感のある排気音も魅力の1つです。
デザインだけでなく、音や乗り味からも往年の名車を思わせる仕上がりとなっており、クラシックバイクの雰囲気を存分に味わえるモデルです。
CB1100EX(2017)のスペックは、以下の通りです。
| 全長 | 2,200mm |
| 全幅 | 830mm |
| 全高 | 1,130mm |
| シート高 | 1,130mm |
| 車両重量 | 255kg |
| 燃料タンク容量 | 16L |
| 燃料消費率(WMTCモード値) | 18.9km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
| エンジン | 空冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列4気筒 |
| 総排気量 | 1,140cc |

CB1100RS グラファイトブラック(2017)
CB1100RSは、CB1100シリーズの中でも走行性能を重視したスポーツモデルです。ここでは、CB1100RSの特徴やスペックを解説します。
H3:軽量化と専用の足回り装備を採用
CB1100RSは、シリーズの中でも走りの楽しさを追求したモデルです。
車体は軽量化が図られているほか、前後17インチホイールを採用することで、CB1100やCB1100EXよりも軽快なハンドリングを実現しています。
また、制動性能にもこだわっており、フロントにはラジアルマウント式ブレーキキャリパーを装備しています。さらに、幅広タイヤや低めのハンドルを組み合わせることで、スポーティなライディングポジションを実現しました。シート高は785mmと大型スポーツモデルとしては比較的低く、足つき性にも優れています。車両重量は252kgとそれなりにありますが、停車時や取り回しでも安心感があり、日本人の体格でも扱いやすい設計です。
クラシカルな空冷4気筒エンジンの鼓動感を味わいながら、コーナリングやツーリングでより積極的な走りを楽しみたい方にオススメです。
CB1100RS(2017)のスペックは、以下の通りです。
| 全長 | 2,180mm |
| 全幅 | 800mm |
| 全高 | 1,100mm |
| シート高 | 785mm |
| 車両重量 | 252kg |
| 燃料タンク容量 | 16L |
| 燃料消費率(WMTCモード値) | 18.9km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
| エンジン | 空冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列4気筒 |
| 総排気量 | 1,140cc |

CB1100シリーズは、スタンダードモデルの「CB1100」、クラシカルな雰囲気を楽しめる「CB1100EX」、スポーティな走りが魅力の「CB1100RS」と、それぞれ異なる個性を持っています。どのモデルも空冷4気筒エンジンならではの魅力を備えているため、自分の好みやライディングスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
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