【バイクのプロが選ぶ】配達にも活躍する屋根付きバイクとは?

【バイクのプロが選ぶ】配達にも活躍する屋根付きバイクとは?

屋根付きバイク

2026/05/07

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配達用に屋根付きバイクの導入を検討している方の中には、「屋根付きバイクにはどんなメリットやデメリットがあるのか?」「屋根のないバイクを改造して屋根付きにすることはできるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 屋根付きバイクは、天候の影響を受けにくく、配達業務でも活躍する乗り物です。一方で、車体価格など、導入前に知っておきたい注意点も存在します。 本記事では、屋根付きバイクの特徴やメリット・デメリット、オススメの機種についてわかりやすく解説します。

屋根付きバイクとは?

はじめに、屋根付きバイクの概要や種類をご紹介します。

屋根付きバイクの購入を検討している方は、知っておくと比較検討の参考になります。

ルーフやフロントスクリーンを装備したバイクのこと

屋根付きバイクとは、その名の通り「ルーフ」と呼ばれる屋根と、前面をカバーした「フロントスクリーン」が装備されたバイクの総称です。フードデリバリーをはじめとして、配達業務に使われるケースが多いですが、通勤などにも便利です。

純正とカスタムの2タイプがある

屋根付きバイクには、メーカーが製造・販売する「純正モデル」と、後付けでルーフを設置する「カスタムモデル」の2種類があります。後付け用のルーフは、「バイクルーフ」として販売されており、自分で取り付けることも可能です。純正モデルは最初からルーフ付きで走ることが想定されているため、安全性や走行性能が安定しています。

一方、カスタムモデルは費用が抑えられ、今あるバイクを活用できるのがメリットです。ただし、改造の内容によっては道路交通法や車両区分に影響する場合があるため、購入時には公道走行の条件や安全性の確認が必要です。

また、カスタムパーツは自分で取り付けできるものも多いですが、安全性を考えると、専門業者に依頼することをオススメします。

屋根付きバイクの特徴

ここでは、屋根付きバイクのメリット・デメリットをご紹介します。

屋根付きバイクの最大の特徴は、雨や風を防げる屋根がある点です。反対に、ルーフがついていることで発生するデメリットもあります。屋根付バイクの購入を検討している方は、メリットだけでなくデメリットも把握しておきましょう。

屋根付きバイクのメリット

屋根付きバイクを利用するメリットとしては、主に以下のような点が挙げられます。

● 雨の日でも比較的快適に走行できる
● 三輪タイプは安定した走行が可能
● リアボックスが設置できるタイプは荷物を効率よく運べる
● 防風・防暑・防寒効果がある

バイクは小回りが利き、自動車が入りにくい狭い通路でもスムーズに通行が可能です。そのため、飲食物のような軽く、小さい荷物を運搬するのに適しています。バイクに屋根があることで、雨天も安全に走行可能です。

さらに、屋根とフロントスクリーンを設置することで、風や直射日光も防げます。そのため、屋根のないバイクと比較すると暑い時期や寒い時期も比較的快適に運転できるでしょう。特に、1日中バイクを運転して配達する仕事をしている場合、屋根付きバイクから得られる恩恵は多いでしょう。

また、三輪構造のモデルは安定性が高く、多くの荷物を運べる点も特徴です。雨天でもスムーズに走行でき、荷物を効率よく運べる、こうしたメリットがあるからこそ、屋根付きバイクは配達業務からの支持を集めています。

屋根付きバイクを利用するデメリット

一方、屋根付きバイクには以下のようなデメリットもあります。

● 車体価格が高い
● 車体が重い
● 狭い場所での取り回しが難しくなる
● 横風の影響を受けやすい

純正モデルルーフが装備されている分、価格が高くなります。また、カスタムする場合も別途パーツ代や工賃などの追加費用が必要です。特に会社などで一度に複数台をまとめて導入する場合、経済的な負担が大きくなる点に注意しましょう。

さらに、ルーフによって車体が大きくなり、狭い場所での取り回しや操作が難しくなる場合があります。特に大型バイクの場合は、重さもあり扱いが大変になることがあります。また、屋根付きバイクは風の影響を受けやすいため、強風時の走行には注意が必要です。風の強い地域で使用する場合は、フレームの強度が高いモデルを選ぶのがオススメです。

屋根付きの純正三輪バイク3選

ここでは、編集部オススメの純正屋根付き3輪バイクを、以下の3商品をご紹介します。

● ホンダ ジャイロキャノピー
● アイディア AAカーゴ
● アディバ AD1 200

純正モデルは、カスタムモデルと比較して安全性や実用性が高く「できるだけ安全に利用したい」「修繕などをできるだけ少なくしたい」といった方にオススメです。

また、三輪構造は荷物を積んだ状態でも安定した走行ができるため、宅配やデリバリーなどの業務に適しています。最近はガソリンモデルだけでなく電動モデルも登場しており、用途や予算に合わせて比較検討してみてください。

ホンダ ジャイロキャノピー

ホンダ ジャイロキャノピーは、宅配や業務用途を想定して開発された三輪スクーターです。ガソリン車のジャイロキャノピーと、EVモデルのジャイロキャノピー e:の2タイプが存在します。ジャイロキャノピー e:は電動モーターを原動力としており、1回あたりの充電で約85kmの走行が可能です。一度の充電時間は約6時間と短く、給油の手間もかかりません。

また、大型ルーフとワイドなフロントスクリーンを装備しており、雨や風の影響を受けにくく、ワイパーやウォッシャーも備えられているため、雨天時でも視界を確保しやすくなっている点もメリットです。このほか、三輪構造によるワイドトレッドとスイング機構により、低速時でも安定した走行が可能。低床設計の大型リアデッキを備え、荷物を固定しやすい構造となっています。宅配やデリバリーなどビジネス用途で広く利用されている屋根付きスクーターです。

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アイディア AAカーゴ

アイディアのAAカーゴは、配送やデリバリー業務を想定して開発された電動三輪バイクです。ガソリンバイクに比べてランニングコストが安く、駐車場や外出先でも手軽に充電が可能です。また、搭載している大容量バッテリーは、移動手段としてはもちろん非常用電源としても活用することができます。普段は配達用のバイクとして使いながら、災害時に非常電源として備えられるのも大きな魅力です。

また、USBポートを搭載しているため、スマートフォンや様々なデバイスを充電することが可能。安定性の高い三輪構造に加え、フロントスクリーンとルーフが雨や強い日差しからライダーを守ります。荷台には大型ボックスを装着できるため、都市部での配達や業務用途に最適な電動配送バイクとして注目されています。

アディバ AD1 200

アディバ AD1 200は、イタリア発のブランド「ADIVA」が開発した屋根付き三輪スクーターです。プジョー製の約190cc水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載し、ガソリンで走行します。「アイディア AAカーゴ」や「ホンダ ジャイロキャノピー」が配達に特化した性能を複数備えた「商用車」扱いのバイクなのに対し、アディバ AD1 200は街乗りや通勤、ツーリングなど幅広い用途で利用できる点が特徴です。

前輪には独立したサスペンション機構を採用しているため、コーナリングやブレーキ時でも安定した姿勢を保ちやすく、長距離のツーリングでも疲れにくい設計となっています。「雨の日でも快適に走行したい」「安定感のある走りを追求したい」といった方にもオススメです。

日本では、屋根付きバイクというと配達車のイメージが強いですが、アディバ AD1 200はツーリング目的で選ぶ方も多いです。

3人乗車可能なトライクという選択肢も

APtrikes250

屋根付きバイクの代替手段として、トライクを選ぶ方法もあります。

トライクは、前1輪・後2輪、または前2輪・後1輪の構造を持つ三輪車両のことで、バイクと自動車の中間のような乗り物です。なかでも「APトライク125」は、コンパクトな車体でありながら運転席の後ろに2人が座れる構造になっており、最大3人まで乗車が可能なモデルです。屋根付きボディを採用しているため、雨天時でも比較的快適に走行できます。

また、車体サイズが小さく取り回しもしやすいため、近距離の移動や配達、買い物など日常用途にも利用しやすい乗り物として注目されています。バイクのような操作感とクルマのような実用性を兼ね備えている点が、トライクの大きな魅力といえるでしょう。

「親子で屋根付きバイクに乗りたい」「多くの荷物を積みたい」といった方に特にオススメです。

屋根付きでバックギア付き

トライクは、屋根付き構造に加えてバックギアを備えているモデルが多いことが挙げられます。たとえばAPトライク125では、雨を防ぐルーフやフロントスクリーン、ワイパー装備をしており、天候の影響を受けにくい設計です。

また、4速ミッションとバックギアが搭載されているので、車体を後ろに動かすこともできます。一般的なバイクにはバックギアがないため、重い車体を押して移動させる必要がありますが、トライクの場合はバック走行ができるため駐車や方向転換がしやすくなっています。荷物をたくさん積んだ状態や狭い場所での取り回しにも便利です。

125ccと250ccをラインアップ

APtrikes125

APトライクは125ccと250ccの2タイプがラインアップされています。

APトライク125は、約123ccの空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載したモデルで、街乗りや近距離移動を想定したコンパクトなトライクです。最高速度はおよそ70km/h程度とされ、日常利用や短距離の移動に適しています。たとえば、街中を配達で利用したい場合は、このモデルがオススメです。

一方、より高い走行性能を求める場合はAPトライク250がオススメです。排気量が大きくなることで加速性能や巡航性能が向上し、長距離移動にも対応しやすくなります。

自分の利用目的に合った屋根付きバイクまたはトライクを選ぼう

屋根付きバイクは、ルーフやフロントスクリーンを備え、雨や風の影響を受けにくい点が特徴のバイクです。配達業務をはじめ、通勤や日常の移動手段としても利用されています。特に、三輪構造のモデルは走行が安定しており、荷物を積んだ状態でも安全に運転しやすい点が魅力です。

一方で、車体価格が高い、車体が大きく取り回しが難しいといったデメリットもあるため、用途や予算に応じて選ぶことが大切です。純正モデルのほかカスタムモデルもあるため、よく比較検討して選びましょう。

また、屋根付きバイクの代替手段として、3人乗車が可能なトライクも選択肢の一つです。排気量や機能を比較しながら、自分の利用目的に合った車両を検討してみてください。

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