バイクのグリップ交換手順と交換用グリップの選び方

バイクのグリップ交換手順と交換用グリップの選び方

グリップ交換

2026/02/03

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「グリップがベタつく」「見た目を変えたい」そんな時はグリップ交換がオススメです。この記事では、バイクのグリップ交換手順や失敗しない選び方を初心者にもわかりやすく徹底解説します。 自分で交換する際の道具や費用はもちろん、ショップに依頼する場合の工賃相場も比較。消耗したグリップをリフレッシュして、快適な操作性と理想のスタイルを手に入れましょう。

バイクのグリップは定期的に交換しよう

バイクのハンドルグリップはゴム製品のため、タイヤと同じように経年劣化する消耗品です。長く使い続けると表面がすり減って滑りやすくなったり、紫外線で硬化してひび割れが起きたりします。

劣化したグリップは操作性を低下させるだけでなく、雨天時などに手が滑って思わぬ事故につながりかねません。安全で快適なライディングを維持するためにも、劣化のサインが見られたら早めに新品へ交換しましょう。

バイクのグリップ交換をする準備

グリップ交換は比較的簡単なカスタムですが、作業をスムーズに進めるためには事前の準備が欠かせません。まずは自分のバイクに適合するグリップと、交換作業に必要な道具をそろえましょう。

ここでは、失敗しない選び方と必要な工具について解説します。

交換するグリップの選び方

新しいグリップを選ぶ際は、ハンドル径とグリップの長さを正確に把握しておきましょう。一般的な国産車のハンドル径は22.2mmですが、ハーレーなどのアメリカンモデルでは25.4mm(1インチ)が採用されているケースが多く見られます。

サイズを間違えると取り付けできないため、事前の確認は必須です。グリップの長さも重要で、純正より長いグリップを選ぶとスイッチボックスやバーエンドに干渉し、スロットルが戻らなくなる恐れがあります。

また、グリップエンドの形状には「貫通タイプ」と「非貫通タイプ」の2種類があります。バーエンドを装着している車両には貫通タイプを選び、バーエンドを装着してない場合は非貫通タイプを選択するのが基本です。

これらを踏まえたうえで、振動軽減機能やデザインなど、好みに合うグリップを見つけましょう。

グリップ交換に使用する道具

グリップを自分で交換する場合、いくつかの工具やケミカルグッズを用意する必要があります。まず、古いグリップを取り外すための「カッターナイフ」が必要です。再利用しない場合は切断して外すのがもっとも手軽な方法といえます。バーエンドが装着されている車両であれば、それを取り外すための「六角レンチ」や「プラスドライバー」も揃えておきましょう。

また、ハンドルに残った古い接着剤を除去し、脱脂するために「パーツクリーナー」は欠かせません。新しいグリップを確実に固定するための「グリップボンド(専用接着剤)」も忘れずに用意してください。

そのほか、汚れを拭き取るためのウエスや、手荒れを防ぐための軍手があると作業がスムーズかつ快適に進みます。

バイクのグリップを交換するときの流れ

グリップ交換は、正しい手順さえ理解して時間をかけてやれば、初心者でも取り組みやすいカスタムのひとつです。所要時間は、プロの場合は数分程度で完了します。慣れてない方は、焦らず丁寧に行いましょう。

ここでは、基本的な交換作業の流れを3つのステップに分けて解説します。

【ステップ1】バイクからグリップを外す

まずは、ハンドルバーの端に付いているバーエンドを六角レンチやドライバーで取り外します(バーエンド装着車両のみ)。次に、古いグリップを取り外しますが、再利用しないのであればカッターナイフで切り込みを入れて剥がすのが効率的です。

ただし、アクセル側(右側)の下には樹脂製のスロットルスリーブがあるため、刃を深く入れすぎて傷つけないよう慎重に作業を進めましょう。グリップを外した後は、ハンドルバーとスリーブに残った古い接着剤やゴムのカスを、パーツクリーナーを使ってきれいに除去します。

この下地処理が、仕上がりを左右する重要な工程です。

【ステップ2】接着剤を塗布する

下地がきれいになったら、脱脂洗浄を行い、新しいグリップボンドを塗布していきます。ハンドルバーおよびスロットルスリーブの全周に薄く均一に塗るのがコツですが、塗りすぎるとグリップを差し込んだ際にあふれ出てしまい、スロットルの作動不良やスイッチボックスの汚損につながるため注意が必要です。

とくにアクセル側は、可動部分に接着剤が入り込まないよう慎重さが求められます。グリップボンドは速乾性のものが多いため、塗布後は手際よく次の工程へ移る準備をしておきましょう。

パーツクリーナーを接着剤の上から軽く吹き付けておくと、滑りが良くなりスムーズに挿入できます。

【ステップ3】新しいグリップを取り付ける

接着剤が乾く前に、新しいグリップを一気に奥まで差し込みます。途中で止めると接着剤が抵抗になって動かなくなる恐れがあるため、躊躇せずに押し込みましょう。

グリップには左右で内径の違いがあるため、穴が太いほうがアクセル側であることを確認してから作業を進めてください。奥まで差し込んだら、グリップのデザインやロゴの向きを微調整して位置を決めます。

最後に、アクセル側がスイッチボックスやバーエンドと干渉せずにスムーズに回るかを確認し、接着剤が完全に硬化するまで半日から一日程度乾燥させれば作業は完了です。

バイクのグリップ交換にかかる費用

グリップ交換を検討する際、もっとも気になるのは費用ではないでしょうか。自分で行う「DIY」と「お店に依頼する」場合では、かかるコストや手間が異なります。

それぞれの費用の目安と特徴を比較してみましょう。

自分で交換する場合

自分で交換する場合、最低限かかる費用は「新しいグリップ代」と「接着剤やパーツクリーナーなどのケミカルグッズ代」です。グリップ本体は2,000円から3,000円程度が一般的で、接着剤やパーツクリーナーを合わせても、合計3,000円から4,000円ほどで収まるケースが多いでしょう。費用を安く抑えられるのが最大のメリットですが、工具を持っていない場合は工具を買いそろえる必要があるため、工具代が別途必要になります。

自分で交換する場合は、サイズ選定のミスや接着不良による固定不足、さらには作業中にスロットルスリーブを破損させてしまうといったリスクも伴います。失敗すれば追加の部品代やリカバリーの手間が発生し、結果的に高くついてしまうかもしれません。

少しでも「難しそう」「自信がない」と思った場合は、無理をせずプロに任せるのが賢明です。

お店に依頼する場合

バイクショップなどの専門店に依頼する場合は、「グリップ等の部品代」に加えて「工賃」が必要です。お店により工賃は異なりますが、おおよその相場は3,000円から5,000円程度と考えておくと良いでしょう。例えば、バイク館でグリップ交換を依頼した場合の標準的な工賃は3,630円(税込)となっており、これにグリップ本体の代金が加わります。

コストはDIYよりも高くなりますが、プロの整備士が確実に作業をするため、接着不良によるトラブルやスロットル操作の不具合といった心配がありません。また、廃グリップの処分や面倒な下地処理もすべて任せられるので、手間と安心感を含めた対価と考えれば、決して高くはない選択肢です。

実は面倒なバイクのグリップ交換は、バイク館に任せよう!

グリップ交換は、快適な操作感を取り戻すための効果的なカスタムです。しかし、古い接着剤の除去や乾燥時間の確保など、意外と手間のかかる作業です。初心者でも比較的簡単に交換することができますが、作業に不安がある場合や手間に感じる場合は、無理をせずプロに任せましょう。

全国に店舗を展開するバイク館では、国家資格を持つ整備士による安心のサービスを提供しています。また、バイク用品店「2りんかん」が併設されている店舗なら、豊富なラインアップから実際にお好みのグリップを選ぶことも可能です。

グリップ交換について興味のある方は、一度お近くのバイク館にご相談してみてはいかがでしょうか?

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