バイクのエンジンがかからないときの主な原因と対処法を一挙紹介!予防法もチェックしよう

バイクのエンジンがかからないときの主な原因と対処法を一挙紹介!予防法もチェックしよう

エンジントラブル

2025/10/22

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バイクのエンジンがかからない……そのようなときの原因はさまざまです。ガス欠やキルスイッチのOFF、バッテリー上がりなど、意外な要因が影響することもあります。本記事では、エンジンがかからない主な理由とその対処法を詳しく紹介します。また、日頃のメンテナンスや保管のコツにも触れ、万が一のトラブルを未然に防ぐための知識をお届けします。安心してライディングを楽しむためのヒントを学び、思わぬトラブルでツーリングが中断しないよう、事前に知識を身につけましょう!

バイクのエンジンがかからないときの主な原因と対処法

エンジンがかからないときは、原因を順番に確認しましょう。簡単なチェックだけで解決できるケースも多いです。ここでは、よくある原因とその対処法をわかりやすく解説します。

ガス欠している

エンジンがかからない原因としてよく挙げられるのが、ガス欠です。燃料計を確認し、残量が少ない場合は給油しましょう。メインタンクから予備タンクに切り替えられるバイクであれば、リザーブに切り替えて近くのガソリンスタンドまで移動しましょう。

長距離ツーリングや山道では給油ポイントが限られるため、走行前に燃料残量をチェックし、こまめな給油を心がけると安心です。

キルスイッチがOFFになっている

キルスイッチは緊急時にエンジンを止めるための装置ですが、何らかの目的でOFFのままにしてしまうと始動できません。

エンジンがかからないときは、まずスイッチの位置を確認し、ONに切り替えましょう。キーがONでもキルスイッチがOFFだと始動しないため、エンジンをかける前のルーティンにしておくと安心です。

ギアが正しい位置に入っていない

近年のバイクには、ギアがニュートラルに入っていないとセルが回らない安全装置が付いていることがあります。メーターパネルの「N」ランプが点灯しているかを確認し、消えている場合はクラッチを握ってニュートラルに入れ直しましょう。

特に停車時にギアを入れたまま降りた場合や、スタンドを立てた後にギア位置がずれることがあります。焦らずギアを操作し、確実にニュートラルに入れてから始動を試みましょう。

クラッチを握り忘れている

ギアと同じく、バイクには安全装置として、クラッチを握らないとセルスターターが動かないものもあります。発進時の飛び出し防止が目的ですが、意識していないと握り忘れてしまうことがあります。

エンジンがかからない場合は、クラッチレバーをしっかり握った状態でセルスイッチを押してみましょう。クラッチ周辺部品の不良で作動しないケースもあるため、繰り返し発生する場合は点検が必要です。

サイドスタンドが降りている

サイドスタンドが下がったままだとエンジン始動やギアの入りが制限されるバイクがあります。これも同じく安全装置のひとつで、走行中の転倒を防ぐ役割を担っています。

よって、エンジンがかからないときは、まずスタンドを完全に収納してから始動を試みることがおすすめです。また、安全装置の接点不良やサビが原因で誤作動する場合もありますので、日常的にチェックしておくと安心です。

フューエルコックがオフになっている

キャブレター車では、燃料供給を管理するフューエルコックがオフの状態だと、ガソリンがエンジンに送られません。走行前や長期保管後に、オフのまま忘れてしまうことはよくあります。

エンジンがかからない場合は、コックが「ON」または「RES」に設定されているかを確認しましょう。しばらく放置していた場合、燃料がキャブレターに届くまで時間がかかるため、少し待ってから始動するのがポイントです。

バッテリーが上がっている

ライトの点灯が弱かったり、セルが回らなかったりする場合は、バッテリーが上がっているかもしれません。押し掛けやジャンプスタートで応急対応できますが、根本的な解決には充電または交換が必要です。

特に冬場や短距離走行が続くと充電不足になりやすいため、定期的に充電器で補充電すると予防につながります。急なトラブルを避けるためにも、バッテリーの電圧チェックも習慣化しましょう。

ヒューズが切れている

ヒューズは電装系の過電流から回路を守るための部品で、切れているとセルやライトが作動しません。エンジンがかからず、電装品も動かない場合はヒューズ切れを疑いましょう。予備ヒューズを携帯しておけば、出先でも交換できます。

ただし、頻繁に切れる場合は配線やパーツに異常があるかもしれません。その際は、バイク専門店での点検をおすすめします。

チョークを引き忘れている

キャブレター車は冬の低温時、チョークを引かないと混合気が薄くなり、始動できない場合があります。特に冬場や朝一番のエンジン始動では忘れやすいポイントです。

始動前にチョークを引き、エンジンが安定して回るまで徐々に戻しましょう。インジェクション車では不要ですが、キャブレター車の場合はチョーク操作を習慣化するとスムーズな始動につながります。

日頃のエンジントラブル対処法

トラブルを防ぐためには、日頃のほんの少しの工夫や習慣が役立ちます。普段からできる対策を知っておけば、急なエンジントラブルにも対応できるでしょう。ここでは、すぐに実践可能な予防法を紹介します。

定期的にバイクを走らせる

長期間エンジンをかけずに放置すると、バッテリーが放電して始動できなくなったり、ガソリンが劣化して燃焼効率が落ちたりします。最低でも2週間に一度はエンジンをかけて走行し、各部の潤滑やバッテリーの充電をすることが大切です。

短時間のアイドリングだけでは不十分な場合もあるため、できれば30分程度の走行を心がけましょう。走ることでタイヤやブレーキの状態も維持しやすくなり、異常も早期発見できます。

定期的なメンテナンス

オイル交換やチェーン調整、バッテリー電圧の確認など、基本的なメンテナンスを定期的に行うことで、エンジントラブルの予防につながります。特に、バッテリーは季節や使用頻度によって劣化速度が変わるため、こまめな点検が欠かせません。

バイク専門店で定期点検を受ければ、目に見えない不具合も早期に発見できます。日頃からのケアが、突然のトラブルを防ぐ最も確実な方法です。

バイク保管はなるべく屋内で

雨や直射日光にさらされる屋外保管は、金属部品のサビや電装系の劣化を早めます。ガレージや倉庫などの屋内で保管すれば、湿気や温度変化からバイクを守れるでしょう。

屋内保管が難しい場合は、防水性と通気性を兼ね備えたバイクカバーで愛車を覆いましょう。保管環境を整えることが、エンジンやバッテリーの寿命を延ばし、始動不良のリスク軽減につながります。

動かないバイクからの買い替えはバイク館にお任せ!

もしバイクが故障して修理が難しい場合は、買い替えも選択肢のひとつです。バイク館なら、豊富な在庫や便利なサービスでスムーズに次のバイクを見つけられます。ここでは、バイク館を利用するメリットを詳しくお伝えします。

バイク館は豊富な在庫からお気に入りの車両が探せる

バイク館では国内外メーカーの新車・中古車を幅広く取り扱っており、常時豊富な在庫から好みに合うバイクを選べます。公式サイトでは詳細な条件から車両を見つけることができて手軽な他、店舗の場合は実際に車両を見るだけでなく、そこに無い車両も全国のバイク館から取り寄せることができます。手軽に人気の車両を購入することはもちろん、じっくりお気に入りの1台を選びたいという方にもおすすめです。

定期点検もバイク館にお任せあれ!

バイク館では12カ月点検や車検など、法定点検から細かな整備まで幅広く対応しています。全店に国土交通省認証の整備工場を完備しており、国家資格を持つ整備士が車両の状態を丁寧にチェックします。

ホンダ・ヤマハ・スズキに対応した電子故障診断機も導入しており、迅速で正確な電子回路の点検も可能です。定期点検で不具合の早期発見を目指し、愛車を常にベストコンディションに保ちましょう。

それでもバイクが動かないなら……安心のバイク館で乗り換えを実現しよう

バイクのエンジンがかからない原因は、ガス欠やキルスイッチの位置、バッテリーの状態など、ほんの少しの確認で解決できるものから、専門的な整備が必要なものまで多岐にわたります。日頃の点検や保管環境の工夫によって、多くのトラブルは未然に防げるでしょう。

もし修理が難しい場合や買い替えを検討する際は、豊富な在庫と充実したサービスを提供するバイク館に、ぜひご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたのバイクライフを快適にするためにサポートいたします。

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