愛車を美しく保つために、クルマだけでなくバイクにもコーティングを施す人が増えています。そのため、バイクのコーティングが必要かどうか悩んでいる方も多いことでしょう。 コーティングには、ガラス、ガラス系、ポリマー系、ワックスなど、多様な種類があります。それぞれ独自の特徴を持っているため、今回はコーティングによる5つのメリットとそれぞれの特徴をご紹介します。愛車の状態や使用目的に応じて、最適なコーティングを選びましょう!
「愛車のバイク、いつまでもピカピカに保ちたい」そう願うオーナーは多いでしょう。しかし、日常の走行や保管環境は、知らず知らずのうちにバイクの輝きを奪っていきます。こうした悩みから愛車を守るためにおすすめしたいのがコーティングです。
ここでは、バイクの美しさを維持する上でコーティングがいかに重要かを5つのメリットを通じて解説します。
バイクの美しさを損なう原因といえば、ホコリや泥汚れの付着が挙げられますが、塗装表面の小さな傷や紫外線による劣化なども美しさを損なう要因です。
傷ができる原因はさまざまで、走行中の飛び石や洗車時にウエスで吹き上げたときの摩擦などが考えられます。コーティングを施すことで、これらの傷をある程度予防できます。
また、コーティングによって紫外線をカットできるので、経年による塗装の劣化も防ぎます。いつまでも新車のような輝きのまま、愛車を維持できるのです。
バイクの塗装はツルツルに見えますが、実際には目に見えないレベルの凹凸があり、汚れはそこに入り込みます。目立つ汚れはないのに、なんとなく薄汚れて見えるのは、目に見えないレベルの汚れが付着しているからです。
コーティングは塗装表面の凹凸をならせるため、汚れを付着しにくくできます。そうすると汚れがつきにくくなり、ついたとしてもすぐに落とせるのです。
バイクにはボディだけでなく足回りなど、細かい箇所がたくさんあります。バイクコーティングはそうした隙間にまでしっかりといきわたります。
洗車では落としにくい箇所にもコーティングすることで、泥やほこり、鉄粉などの付着を防ぎ、塗装の保護や撥水効果が得られるのです。また、紫外線をカットするので、塗装の劣化も防ぎます。
バイクコーティングを施すと、汚れがつきにくくなります。また、汚れたとしても簡単に洗い流せるため、洗車の回数や手間が減ります。シャンプーやワックスなどの消耗品の買い替えも少なく済むため、愛車を美しく維持するための費用が節約できるのです。
また、傷がつきにくくなったり、塗装が劣化しにくくなったりするため、再塗装しなければならないような状態にもなりにくいでしょう。
バイクの査定額にはさまざまな要素が絡みます。年式や走行距離、エンジンや足まわりの状態などがありますが、見た目の美しさも評価される要素のひとつです。美しいバイクは、それだけで査定額が大きくアップします。
また、美しく維持されているということは、それだけ大切にされているということにもつながります。査定時にバイクの印象を良くできれば、査定額も高くなる可能性があるため、コーティングはバイクの価値を保つのに有効な手段と言えます。
バイクのコーティングは主に4種類あります。それぞれの特徴やメリット・デメリットは、以下の表のとおりです。自分の好みに合うコーティング剤を使用しましょう。
コーティングの種類 | 特徴・メリット | デメリット |
ガラスコーティング | 被膜が硬いため傷つきにくく、長持ちするコーティング剤です。高級感のある光沢とツヤが特徴で、有機物を含まないものが、一般的にガラスコーティングと呼ばれています。 | 自分での施工はハードルが高いため、専門業者へ依頼するのが賢明です。 |
ガラス系コーティング | ガラス成分と樹脂成分を配合したコーティング剤です。ガラスコーティングよりも安価で、ポリマーコーティングよりも耐久性があります。 | ガラスコーティングに比べて耐久性が劣る傾向があります。 |
ポリマーコーティング | 樹脂製の皮膜で形成するコーティング剤です。比較的安価で、手軽に施工できます。 | 耐久性が劣るため、定期的な施工が必要です。光沢もガラスコーティングに比べると劣ります。 |
ワックス | 油脂が主成分のコーティング剤です。安価で簡単に施工できるといった特徴があります。 | 効果の持続期間が短く、耐久性が低いため、頻繁に再施工する必要があります。 |
実際にバイクコーティングを行うには、どのような方法があるのでしょうか。専門的で難しいと思われがちなコーティングですが、実は自分で施工も可能です。ただし、デメリットもあるため、ここではDIYするケースと専門店へ依頼するケースのメリットとデメリットを紹介します。
コーティングは自分で施工できます。ただし、コーティング剤はもちろん、施工用の道具などもそろえなければなりません。道具類は一度用意すればずっと使い続けることができるので、バイクいじりが好きな方にはおすすめの方法です。
ガラスコーティング剤でも20,000円以内で購入できるため、長い目で見たときのコーティングにかかる費用は安くなります。
しかし、自分で行う場合は時間と労力がかかります。また、失敗すると光沢にムラができたり、塗装が傷んだりすることもあるため慎重な判断が必要です。
バイクコーティングに失敗したくないなら、専門店に依頼することをおすすめします。
コーティングは、ただコーティング剤をバイクに塗ればいいわけではありません。脱脂や水垢除去などの下地処理が重要で、この処理によってコーティング材の密着性が大きく変わります。
プロによる施工とDIYでは、同じコーティング剤を使ったとしてもその仕上がりはまったく違います。高い耐久性や深い光沢は、専門店ならではの仕上がりだといえるでしょう。
また、アフターフォローが充実しているのも専門店をおすすめする理由です。コーティングを施した後も専門店で定期的にメンテナンスをしてもらうことで、より長く効果を持続させられるのです。
コーティングは汚れの付着や傷を予防してくれますが、決して汚れがつかないわけではありません。コーティングの効果を持続させるためにも、洗車は必要な作業です。ここでは、コーティングしたあとの洗車について、注意したいポイントを紹介します。
バイクを洗車するときは、水をかけた状態のまま放置するのはやめましょう。水道水はカルキや塩素などのミネラルを含んでいます。バイクについた水道水が蒸発すると、ミネラル分が塗装面にイオンデポジット(付着した水滴が乾燥する際、水に含まれるミネラル成分が残ってできる白いシミ)として残ってしまうのです。
このイオンデポジットは簡単には取れません。一度付いてしまうと、せっかくコーティングで美しくなった愛車が台無しになってしまい、落とすには専用の除去剤を使用する手間が発生します。
また、炎天下で洗車をすると、すぐに水が乾いてしまいます。夏場は早朝や夕方、日陰や曇りの日など、なるべく気温が低い日や時間帯を選びましょう。
コーティングは傷を予防してくれますが、限度があります。スポンジやウエスで塗装面を強くこするのはやめましょう。なるべく優しく、力を入れずに洗うことが大切です。
また、コーティングによって汚れ落ちが良くなっている状態でも、水洗いだけで汚れを落とすのは難しいことです。専用のシャンプーを使用して汚れを落とし、きれいな状態を保ちましょう。
バイク館では「ボディガラスコーティング KeePer(キーパー)」の施行を行っています。施行プランは複数ありますが、なかでも「ダイヤモンドキーパー」はガラス皮膜とレジン皮膜の2層構造によって、新車の艶と輝きを凌駕するボディガラスコーティングです。
通常のボディガラスコーティングの約50倍の厚さを作り出せる特殊なガラス被膜によって、塗装の身代わりになって徹底的に塗装を守るのが特徴です。
ダイヤモンドキーパーの施工価格はネイキッドなら34,800円(税込)、フルカウルは43,800円(税込)で、洗車料金も含まれています(2025年6月時点)。ガソリンタンクやサイドカバーなどの部分施行にも対応しているため、お気軽にご相談ください。
バイクコーティングは愛車の塗装を汚れや紫外線から守ってくれる有効な手段です。洗車の手間も省けるため、結果的に維持費も安く済むでしょう。
愛車が美しければ愛着もさらに深くなって、いつまでも楽しく乗り続けることができ、手放す時に高額査定が出やすくなるのも魅力です。
バイクコーティングをお考えの方は、ぜひバイク館のボディガラスコーティング KeePerの施行をお試しください。リーズナブルな価格で施行できる樹脂キーパーやオプションメニューもご用意しています。