車検の対象になるバイクとは?車検で必要になる書類も紹介

車検の対象になるバイクとは?車検で必要になる書類も紹介

メンテナンス

2024/01/26

全メーカー対象
全車対象
SHARE

車同様、バイクにも車検があります。ただし、全てのバイクに必要なのではなく、対象になる排気量が決まっています。本記事では知っているようで知らないバイク車検について、分かりやすく解説します。必要な書類や主な検査項目なども紹介しますので、これからバイク車検を受ける人やバイクの購入を考えている人は必見です。 また、バイク車検ならバイク館がおすすめです。記事の最後にその理由も解説します。

車検の対象になるバイクの排気量

車検の対象になるバイクの排気量と、車検期間について解説します。

バイク車検は全てのバイクが対象になるわけではありません。じつは車検の有無はエンジン排気量によって決まっています。

ここでは、バイク車検が必要になる排気量を紹介すると共に、車検を受けられる期間や有効期間など、バイク車検に関する基礎的な情報をお伝えします。

車検が必要になるバイクの排気量は250cc超

よく「バイクの車検は400ccクラスから」と言います。これは半分正解で、半分間違いといえるでしょう。400ccクラスといえば、「排気量が400ccから」とイメージする人が多いからです。実際は250cc超から車検が必要です。つまり、250ccを0.0001ccでも超えれば車検が必要なのです。

しかし、実際に排気量が250.0001ccというバイクは存在しません。国内では250ccの次は400ccのバイクが多いため、「400ccクラス」と言われています。

ちなみに、250cc以下のバイクに車検は不要ですが、自賠責保険の加入義務があります。250cc超のバイクは車検時に加入することで忘れることはありませんが、250cc以下の場合、保険切れに気づかないことがあるので注意しましょう。

車検の対象となるバイクの車検期間

バイクの車検期間は初回登録後、つまり新車で購入した後は3年後です。それ以降は2年ごとに受けなければなりません。

継続車検を受けられるのは、車検満了日の1か月前からとなっています。つまり12月1日が車検満了日の場合、11月1日に受ければ車検満了日は次回も12月1日のままです。しかし10月31日に受けてしまうと、次回の車検満了日は2年後の10月31日になってしまいます。また、カスタムなどによって構造変更申請を行った場合は、残りの車検期間が無効になるので注意しましょう。

バイク車検の必要となる書類をチェック

バイク車検にはバイク以外に車検証など、さまざまな書類が必要です。

バイク車検は車検場にバイクだけを持ち込めばよいわけではなく、さまざまな書類が必要です。中には忘れてしまってもなんとかなるものもありますが、なければ検査を受けられないものもあります。

ここではバイク車検の際に必要となる書類を紹介します。車検を受けるときに、あらためてチェックしてみてください。

自賠責保険の証明書

自賠責保険は、正式名称を自動車損害賠償責任保険といいます。自賠責保険の加入は法律によって義務付けられていて、未加入では公道を走行できません。もし違反した場合は6点の減点で即免許停止処分となり、刑事罰も受けなければならないという、非常に厳しい処置となります。

車検を受ける際は、次回の車検満了日まで加入している自賠責保険証明書が必要です。自賠責保険が車検までに切れる場合は、受検前に延長加入の手続きをしておきましょう。

軽自動車税(種別割)の証明書

自動車検査証とは、いわゆる車検証のことで、いわばバイクの戸籍謄本のようなものです。戸籍謄本に例えられるほど、重要な書類だといえます。

車検証には所有者や使用者が記載されている他、バイクが自動車保安基準に適合していることの証明にもなります。法律で車両に備え付けることが義務付けられているので、原則的には車検時に忘れることはありえません。

定期点検整備記録簿やメンテナンスノート

定期点検整備記録簿とは、12か月点検や24か月点検といった法定点検の内容が記載された書類です。バイクを新車で購入した場合、メンテナンスノートが付帯されています。中古車では、メンテナンスノートがない場合もありますが、その際は依頼を受けたバイクショップや整備工場が記録簿を発行してくれるので、保管しておきましょう。

印鑑

かつては必須でしたが、2021(令和3)年1月1日から「(継続検査申請書)の申請書の押印は不要」となりました。しかし、状況によっては必要になることがあるため、万全を期すなら用意しておいたほうがよいでしょう。もしくは車検を依頼する際に、バイクショップや代行業者に確認することをおすすめします。

バイク車検における主な検査項目とは?

車検ではヘッドライトの光軸やスピードメーターの正確性など、さまざまな検査が行われます。

バイクショップや代行業者に車検を依頼すれば、ご自身が検査場に行くことはありません。しかし、中には検査内容を知らずにカスタムをしたバイクを自ら検査場に持ち込んで、不合格になってしまったこともあるようです。そこで、車検ではどのような検査が行われて、どこを確認しているのかを知っておきましょう。では、バイク車検における主な検査項目を紹介します。

車検証記載内容との相違

車検証には車体サイズやエンジン排気量、初年度登録の日にちなど、さまざまな情報を記載しています。まずはそれらの記載内容と実際のバイクに相違がないかを確認します。車検証を見ればすぐに分かる情報だけでなく、例えばミラーの大きさは登録年によって規制値が異なるため確認が必要です。他にもオイル漏れがないかなど、記載内容以外にも問題がないかを検査員が見るのです。

灯火類

ヘッドライトとブレーキランプ、ウインカーが正常に作動するかをチェックします。検査方法はいたってシンプルで、エンジンを始動させて各灯火類が点灯するかを確認するというものです。その際にホーンが鳴るかのチェックも行います。

電球が切れているのはもちろん、レンズが割れていても不合格となるので、不具合はあらかじめ直しておきましょう。

排ガスや騒音

マフラーの排ガスや騒音は、年式によって規制値が異なります。排ガス規制がある年式のバイクは、マフラーの排気口に測定装置をセットし、基準値を超えていないかをチェックします。純正マフラーでも政府認証のカスタムマフラーでも同様です。

騒音検査も同様に、マフラーの排気口に装置をセットし、エンジン回転数を上げるなどしながら測定します。

スピードメーター

スピードメーターが正確かどうかの確認を行います。その方法は、まず検査ライン上にあるローラーにバイクの後輪を載せます。するとローラーが回転し、バイクの後輪が回ります。当然、スピードメーターが動きます。時速40キロメートルの時点で専用ボタンを押し、ローラーの時速と合致、もしくは許容誤差範囲であれば合格です。

ブレーキ

スピードメーターの検査で使用したローラーをそのまま使用します。ローラーを回転させて、一定の速度になった時点で検査員が合図をするので、ブレーキを強くかけます。決められた時間内にローラーが止まれば合格です。この検査は前輪と後輪の両方で行います。

ヘッドライト

最後にヘッドライトの光軸と光量の検査です。専用の検査機器の前にバイクを置き、またがって水平状態にします。エンジンを始動して、ロービームを点灯させ、光軸と光量が基準値内であれば合格となります。

ちなみに、車検で最も不合格が多く出るのが、この光軸検査です。不合格となった場合調整後に再検査を受けられますが、自信がない場合は車検場の周辺にあるテスター屋さんで調整してもらいましょう。

バイク車検ならバイク館がおすすめ!

バイク車検を受けるなら、しっかりした点検や整備とアフター保証が充実したバイク館がおすすめです。

バイク車検はオーナーが自分で受けることもできますが、24か月点検もかねて、車体を隅々まで点検・整備してもらうことをおすすめします。バイク館なら、リーズナブルかつ分かりやすい料金体系で、バイクをしっかり点検します。ここではバイク館の車検や点検について、その内容を詳しく紹介しましょう。

62項目の車検点検を実施

バイク館の車検・点検はリーズナブルで分かりやすい料金体系が好評で、国産車両は4万3,800円、外国メーカー車は5万3,800円となっています。もちろん安いだけでなく、点検では62項目の基本整備を実施しているので安心です。

また、希望であれば、基本整備項目にプラスして、オプションプランを自由に選択できます。予算とバイクの状態に合わせた整備が好評なのです。

6か月または5,000キロメートルの長期保証付き

バイク館の車検には、6か月もしくは5,000キロメートルまでの整備保証がついています。バイク館は全国に店舗展開しており、全てが認証整備工場を完備し、国家資格を有する整備士が在籍しているからこそできる「自信」の表れともいえるでしょう。もちろん、万が一の事態が起きたとしても、万全の体制でバックアップします。

バイク館で購入したバイクだけでなく、他店で購入したバイクでも保証付きの車検を受けられます。

バイク館で車検を予約する

まとめ

面倒だと思いがちな車検でも、バイク館のようなしっかりしたバイクショップに依頼すれば、長く愛車に乗るためのものだと納得できるのではないでしょうか。

250cc超のバイクは2年に1度受けなければならない車検は、人によって面倒だと思うでしょう。しかし、視点を変えれば、2年に1度はしっかりと点検・整備を行う絶好の機会ともいえます。

バイク館の車検なら、万全の整備と保証で安心です。しかもバイク館では、Webサイトから車検予約や見積もりができます。ぜひ一度、アクセスしてみてはいかがでしょうか。

バイク館の安心車検

車検予約はこちらから

店舗検索

会員登録

整備予約