ネオクラシックバイクの魅力とは?おすすめのモデルも5選紹介

ネオクラシックバイクの魅力とは?おすすめのモデルも5選紹介

バイク選び

2023/08/31

全メーカー対象
401cc~
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今、世界的な流行となっているのがネオクラシックと呼ばれるジャンルです。「クラシック」なのに「ネオ」とは一体どういうことでしょうか。この記事ではネオクラシックの由来や魅力、購入後のメリットなどを解説します。また、おすすめモデルを5台厳選して紹介しますので、ネオクラシックバイクが気になっている人は必見です。

ネオクラシックバイクは日本で誕生したジャンル

世界的な流行を見せるネオクラシックブームの源流は日本にありました。その歴史を振り返ります

ネオクラシックバイクとは一体どういう特徴を持ったジャンルなのでしょうか。今、世界的な流行となっているため、比較的新しいジャンルだと思っている方も多いと思います。しかし、その歴史は意外と古いものなのです。ここではそんなネオクラシックバイクについて、定義や歴史などを紹介します。知っているようで知らないことを発見できるかもしれません。

ネオクラシックバイクの定義

丸目のヘッドライトにむき出しのエンジン、独立したデザインの燃料タンクなど、昔ながらのバイク然としたスタイリングながら、ABSやトルクコントロール、走行モードなどの最新の装備を持ったモデルをネオクラシックと呼びます。

ただし、オフロードバイクやクルーザー(アメリカン)などと比較すると、その定義は曖昧です。例えば1978年からスタイリングを変えずに販売し続けてきたSR400をネオクラシックと呼ぶこともあります。また、GB350は最新モデルですが、先進装備はABS程度しかついていません。しかし、ネオクラシックと区分けされます。

そのため、広義では「クラシカルな外観を持った現行モデル」もしくは「数年前まで新車で販売していたクラシカルなモデル」と言ってもよいでしょう。

ネオクラシックバイクが登場したのは1990年代

現在のネオクラシックブームを引き起こしたのは、2014年に登場したBMWモトラッドのR nineT(アールナインティ)だといわれています。しかし、実はそのずっと前にネオクラシックバイクは登場していました。ただし、当時は「ネオクラシック」ではなく、「ネイキッド」という名称でした。その代表格が、1989年に登場したゼファーです。

当時、バイクといえばフルカウルが一般的でしたが、ゼファーは名車Z1/Z2を思わせるスタイリングで登場しました。そして瞬く間に、日本中にネイキッドブームを巻き起こしたのです。ちなみに現行車のZ900RSは、ゼファー750/1100の実質的な後継モデルとして、高い人気を誇っています。

ネオクラシックバイクの3つの魅力をチェック

ネオクラシックバイクには「メンテナンス性」「デザイン」「コストパフォーマンス」と、大きく3つの魅力があります

ネオクラシックバイクにはさまざまな魅力がありますが、大きくポイントが3つあります。それが「メンテナンスのしやすさ」と「デザイン性の高さ」、そして「コストパフォーマンスの良さ」です。それぞれの魅力について、詳しく紹介していきます。見た目はもちろん、実際に買った後のメリットもあるので、購入を考えている人はぜひチェックしてください。

メンテナンスがしやすい

ネオクラシックバイクはクラシカルなデザインを持っていますが、年式は新しいものです。そのため、性能の高さはさることながら、壊れにくいことも大きなメリットといえるでしょう。カウルを装備していないモデルがほとんどなので、メンテナンス性の良さも魅力です。

また、クラシックバイクはパーツが廃盤になるなど、入手が困難なこともあります。対してネオクラシックバイクは現行もしくは高年式のため、容易に入手できます。

スタイリッシュなデザイン

ネオクラシックバイクはエンジンやフレームは最新のものを採用しています。さらに、モデルによってはトルクコントロールや走行モードなど、先進電子技術も搭載するなど、走行性能は非常に高いものです。それでいて車体デザインはクラシカルなものとなっていて、誰もが親しみやすいものとなっています。

最新の性能や技術と普遍的なデザインの融合は、非常に洗練されたものとして、世界中で評価されているのです。

優れたコストパフォーマンス

クラシックバイクは、モデルによってはプレミア価格がついています。例えば、カワサキ Z1は数百万円の車体価格が付けられていることも珍しくありません。対して、人気のネオクラシックバイク・カワサキ Z900RSの、2023年6月現在のメーカー希望小売価格は143万円(税込)です。

ネオクラシックバイクは、スタイリングはクラシカルながら、リーズナブルに購入できます。もちろん、装備や走行性能は最新のものですし、故障などのトラブルもクラシックバイクと比較すれば、断然少なくなります。

おすすめのネオクラシックバイク5選

魅力あるネオクラシックバイクの中から、特におすすめの5モデルを紹介します

ネオクラシックバイクは世界的な流行を見せているため、現在さまざまなメーカーが魅力的なモデルを販売しています。ここでは、国内メーカーのおすすめモデルを5台厳選して紹介します。どれも新車で購入できますが、人気モデルのために中古車も豊富です。気になるモデルがあったら、各モデル紹介文の下にあるリンクから中古車情報も確認してみてください。

KAWASAKI Z900RS

カワサキのストリートファイター・Z900をベースにZ1/Z2を思わせる外装をまとったネオクラシックバイク。「火の玉カラー」や「玉虫カラー」といった往年のカラーリングを採用することで、よりクラシカルなテイストを演出しています。エンジンは水冷並列4気筒ですが、あえて荒々しさを残すセッティングとすることで、味わい深い乗り味となっている点にも注目です。

カスタムパーツも豊富なので、自分流のスタイルに仕上げることも難しくありません。

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KAWASAKI メグロK3

カワサキの人気モデル・W800のルーツといえば1960年代のW1/W3です。しかし、さらにさかのぼるとメグロというブランドにまでたどり着くことをご存じでしょうか。そのメグロというメーカーが手がけたモデルのひとつがメグロK2で、このメグロK3はそのモデルをインスパイアしたものなのです。

W800をベースに、タンクエンブレムにアップハンドル、ホワイトパイピングがあしらわれたダブルシートなど、K2をほうふつさせるクラシカルな装備が付与されています。もちろん、エンジンは最新の空冷並列2気筒で、吸気システムはFI(フューエルインジェクション)、前後ブレーキはディスクと、ビジュアルはクラシカルながら現代の最新バイクとして安心して乗ることができます。

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Honda GB350

年々厳しくなる排ガス規制によって、空冷エンジンがどんどん少なくなっていく中、GB350はホンダが新たに開発した空冷エンジンを搭載した意欲作です。先進装備はABS程度と最小限に留めていますが、だからこそバイク本来の操る楽しさに満ちた1台だといえるでしょう。

エンジンはロングストローク設定で、のんびりとツーリングを楽しみたいライダーにはぴったりの乗り味です。カスタムパーツも豊富なので、自分仕様にしたいという方にもおすすめします。

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Honda CB1000R

CB1000Rは、「NEO SPORTS CAFÉ」をコンセプトにした、ちょっと変わり種のネオクラシックバイクです。丸目のLEDヘッドライトやスタンダード形状の燃料タンク、タンクエンブレムなどはクラシックテイストですが、車体シルエットは最新のストリートファイター風でもあります。

エンジンはCBR1000RRをストリート向けにチューニングしたもので、街乗りからワインディング、高速道路と、シーンを選ばずに楽しめます。「今風過ぎるデザインは苦手だけど、クラシック過ぎるのも……」という方におすすめです。

ホンダ CB1000Rのバイクを探す

YAMAHA XSR900

ネオクラシックバイクは1960年代~1970年代のモデルをオマージュしたものが多い中、XSR900は1980年代のレースシーンをイメージしています。エンジンは水冷並列3気筒で、低回転域の鼓動感と高回転域の伸びを両立した乗り味が好評です。

1980年代という独自のスタンスと絶妙な乗り味の3気筒エンジンを組み合わせ、唯一無二の存在感を確立したモデルといえるでしょう。多彩な走行モードやクイックシフター、クルーズコントロールといった最新装備も充実しています。

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ネオクラシックバイクの購入ならバイク館にお任せ!

ネオクラシックバイクを購入するなら、在庫が豊富で手厚い保証が好評のバイク館がおすすめです

ここまでネオクラシックバイクの魅力を紹介してきて、「購入したい」と思った方も多いのではないでしょうか。人気のジャンルだけに、多くの販売店で取り扱っていますが、バイクは購入してからのケアも重要です。つまり、販売店選びこそがバイク購入時の大きなポイントといえます。

そこでおすすめしたいのが、全国に63店舗を構えるバイク館です。豊富な中古車はもちろん、保証も充実していて、バイクライフの全てを任せられます。

手厚い保証で新しいバイクライフをサポート

バイク館で購入した新車には、メーカー保証2年にバイク館独自の販売店保証1年をプラスして、合計3年間の長期保証がつきます。

また、中古車にも最長1年間の保証がつきます。保証中の修理は回数無制限で、自己負担は0円です。購入後のケアが不安な中古車ですが、安心の保証内容といえるでしょう。

ただし、エンジンオイルやスパークプラグなどの油脂類・消耗品は保証対象外ですのでご注意ください。

バイク館の安心保証

全国の店舗からお取り寄せが可能

バイク館は、北は北海道から南は九州まで、全国に63店舗(2023年2月時点)を展開しています。そのため、中古車の在庫数も豊富です。お近くのバイク館店舗にお気に入りの車両がなくても、他店舗から取り寄せ可能ですので、ぜひ相談してみてください。

また、Webサイトでは最新の中古車情報を確認できます。気になるモデルがある方は、一度のぞいてみてはいかがでしょう。

バイク館ホームページへ

まとめ

ネオクラシックバイクは最新装備と普遍的なデザインで、飽きずに長く楽しめるでしょう

ネオクラシックバイクの魅力について解説しました。今、世界的に高い人気のジャンルですが、普遍的なデザインを持つネオクラシックは、一過性のブームではなく、これからもスタンダードとして根付いていくのではないでしょうか。購入すれば、飽きずに長く楽しめるバイクになるでしょう。

ネオクラシックバイクを購入するなら、バイク館がおすすめです。Webサイトでは中古車情報の他、保証や店舗情報なども掲載しています。ネオクラシックバイクが気になる方は、ぜひバイク館のWebサイトをチェックしてみてください。

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