カワサキ・Z900RSでもローダウンは可能?3つのデメリットを詳しく解説

カワサキ・Z900RSでもローダウンは可能?3つのデメリットを詳しく解説

バイク紹介

2023/10/31

KAWASAKI
401cc~
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カワサキのネイキッドバイクZ900RSは、大型バイクのためシート高も高めに作られていることから、足付きに不安を抱いている人は多いかもしれません。足付きを改善するためには、ローダウンという手段があります。ローダウンにはいくつかの方法があり、それぞれのやり方にはデメリットもあります。 この記事ではZ900RSの具体的なローダウン方法を解説した上で、そのデメリットも併せて説明します。Z900RSの足付きに不安を感じている人は必見です。

Z900RSをローダウンするのはおすすめ?

Z900RSとはどのようなモデルなのでしょうか。あらためて、人気モデルの詳細を紹介します。

カワサキの大型ネイキッドバイクであるZ900RSは、世代や性別を問わず人気のあるバイクです。Z900RSが気になっている人の中には、体格の問題から排気量の大きいZ900RSを安全に取り回せるか心配している人や、その問題を解消するローダウンを検討している人もいるでしょう。

ここでは、Z900RSというバイクの概要とスペックを、ローダウンに関わる項目を中心に解説します。

Z900RSはレトロな外観が特徴の大型バイク

Z900RSはカワサキが販売しているレトロスポーツネイキッドバイクです。このバイクは、カワサキの過去の代表的なモデルであるZ1とZ2のスタイリングを受け継いだ、Zシリーズの最新モデルとして2017年に発売されました。

カワサキらしいレトロなスタイルの中にLEDヘッドライトなど現代の装備と、ABSやトラクションコントロールなどの最新機能を反映しており、ネオクラシックを体現したバイクといえるでしょう。

Z900RSはその見た目と性能の特徴により、2017年の発売以降、国内の大型バイク売り上げ台数でトップを走り続けている、人気の高いバイクです。

Z900RSの基本スペック

Z900RSは水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブエンジンを搭載した排気量948ccのバイクです。シート高は800ミリメートル、最低地上高は130ミリメートルと、大型ネイキッドバイクの中でも比較的車高を高めに設定しています。とはいえ、車両重量は215kgと、他の大型バイクと比べると軽量です。

大型バイクの車格に不安がある人でも、車重が重過ぎず、乗車姿勢が比較的楽なネイキッドであるZ900RSなら、ローダウンをすれば快適に取り回せるかもしれません。

Z900RSのおすすめローダウン方法とは?

ローダウンを含む足付きの向上には、主に3つの方法があります。

Z900RSのローダウンを検討している人や、ローダウンすればZ900RSに乗れるのではないかと考えている人は少なくないでしょう。

ここでは、Z900RSのローダウン方法を3つのパートに分けて詳しく解説します。それぞれのやり方にいくつかの特徴や注意点があるので、ローダウンを検討している人は、自分に合った方法を考えてみてはいかがでしょうか。

サスペンションの交換や調整

Z900RSをローダウンする方法のひとつとして、サスペンションを交換したり、調整したりすることがあります。純正品から社外のリアサスペンションに変更することで、シート高を下げることが可能です。

また、純正サスペンションのままでも、リアサスペンションとフレームをつなぐリンクの長さを縮めたローダウンリンクや、スプリングを縮んだ状態に保つスペーサーを取り付けることでも、ローダウンすることが可能です。

シートの交換や調整

ローダウンの方法で一番ポピュラーなのは、ノーマルシートの中のスポンジを削る「あんこ抜き」です。これは抜くスポンジの量を自分の好みに合わせて変えられることや、安価で簡単に車両の性能を変えずにローダウンできるというメリットを持っています。

その他、シート自体をローダウンタイプの社外品に変更することでもローダウンが可能です。中にはシート高を調整できるシートも存在するので、好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

シューズやブーツによる調整

バイクをローダウンすることに抵抗がある人や金銭的に難しいと感じる人は、まずはブーツやライディングシューズで対応するのもひとつの手段といえます。ライディングシューズの中には女性向けの厚底モデルやブーツタイプなどがあり、これらを履くことで足付きを簡単に改善できるでしょう。

バイク本体に手を加えないこの方法であれば、ローダウンによる乗り心地の違和感や安全面への影響が少なく、手を出しやすいのではないでしょうか。

Z900RSをローダウンする場合のデメリット

コストや乗り心地など、ローダウンをすることで生じるデメリットについて解説します。

ローダウンは足付きへの不安を解消できますが、バイク本体へのカスタムであるため、メリットだけでなくデメリットも存在します。

Z900RSをローダウンした際のデメリットを3つ挙げます。これらを踏まえた上で、自分の希望や状況に沿って、ローダウンをしたほうがよいか検討するとよいでしょう。

コストがかかる

パーツを交換したり、追加のパーツを取り付けたりする場合、そのパーツ分のコストがかかります。特にサスペンションは高額な部品で、場合によっては数十万円かかることもあるでしょう。また、純正パーツの調整も、ディーラーや販売店で行うと工賃がかかります。

ローダウンは足つきや取り回しに関わるため、納車後すぐに行う人が多いようです。しかしそうすると、車両代や保険代など、初期経費にプラスしてお金がかかるため、購入時の予算をあらかじめ多く見積もっておかなければなりません。

乗り心地が悪くなる

社外シートの品質は純正シートとは異なるため、モノによっては乗り心地が悪くなることもあるようです。また、あんこ抜きはスポンジを削るため、クッション性が失われやすい上、失敗したと感じても元には戻せません。その場合、新しいシートを購入し直すこともあります。

サスペンションの交換に関しても、スプリングの伸縮を減らすため、乗り心地が変わってしまうケースが多いでしょう。

旋回性能が失われる

純正品は乗車時のバランスや重心位置がちょうど良くなるように設計・配置しています。ところがサスペンションの変更によるローダウンにより、バイク全体の重心位置が変化します。これにより、サスペンションのストローク量が減り、特に高速でのコーナリング時にバイクが曲がりにくくなってしまう可能性があるでしょう。

また、路面からのショックやブレーキ時の衝撃や負担が純正品よりもかかりやすくなります。

Z900RSの購入や相談ならバイク館にお任せ!

バイク館なら豊富な在庫があり、希望に合ったZ900RSがきっと見つかるでしょう。

Z900RSを購入したいけれど、どこで買えばよいのか分からない、販売店の違いが分からない、という人も多いでしょう。

バイク館は豊富な在庫の販売に付随して、バイクの購入時・購入後も安心してバイクライフを楽しむためのサービスをいくつか展開しています。ここでは、そんなバイク館独自のバイクケアサービスを紹介します。

全国のバイク館で利用できるメンテナンスメニューを提供

ユーザーの愛車をメンテナンスにより良好な状態にキープしたいという思いから、バイク館は「Bikeep(バイキープ)」というメンテナンスサービスを提供しています。このサービスでは、バイク館のどの店舗でも、国家資格を有する整備士による定期点検と基本メンテナンスを、車種やバイクの状態に合わせて選択できるお得な料金プランで受けられるものです。

キーパーコーティング施工も加えた「Bikeep  Plus」も用意しているので、店舗での相談の上、自分に合ったプランを選ぶとよいでしょう。

バイク館のメンテナンス Bikeep

納車前整備で新しいバイク生活をサポート

バイク館では納車が決まったバイク全車に対し、納車前のチェックを行います。チェック内容は大小170項目あり、納車後すぐにトラブルが起きないよう、入念に車体を確認しメンテナンスを行います。

さらに、車両登録手続き後には国家資格のある整備主任者が完成検査を行った上で10キロメートル以上のテストランを行い、安全面に問題がないか最終チェックをしてから納車するという、バイク館独自の流れがあります。不具合や安全をしっかりと確認した後に納品となるため、新しいバイクライフを安心してスタートできるでしょう。

購入から納車までの流れ

まとめ

ローダウンにはさまざまな方法があり、足付きを良くできます。しかし、デメリットもあるので、実際に行うときにはよく考えたいものです。

Z900RSのローダウンには、サスペンションやシートの調整や交換、別パーツの取り付けなどの方法があります。ただしローダウンは、新たなパーツ購入や調整にお金がかかる他、乗り心地や旋回性など、本来純正のバイクが持っているはずの特徴が失われてしまう可能性があるという点がデメリットといえるでしょう。

バイク館のWebサイトでは、中古車の在庫を、店舗や排気量、メーカーなどを絞り込んだ上で検索できます。バイクの購入を検討している人は、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

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