ベトナムホンダ製「Winner-X 150」はCBR150系エンジンをアンダーボーンフレームに搭載した使い勝手の良いモデル。マニュアルミッション付きのスポーティな走りも魅力だ。
急成長する東南アジアのバイク市場で主流となっているのがアンダーボーンと呼ばれるジャンル。これはメインフレームが車体の下側を通っているタイプで、簡易な作りで乗り降りしやすいのがメリット。元々はスーパーカブのような実用車から発展したが、今や庶民の足として幅広く活躍している。
CBR150Rと同系の水冷4ストロークDOHCエンジンを搭載し、低速からトルクがあり高回転まで回るCBR譲りのスポーティな走りが魅力である。一見スクーターに見えるが、実は6速リターン式のマニュアルミッションを採用していることもポイント。軽量スリムな車体は旋回しやすく、しかも前後17インチのホイールにより直進安定性にも優れているのが特長だ。
支払総額(税込):
42.4
万円シルエットは一見スクーターのようだが、良く見るとミッション付きのスポーツバイクというユニークなモデルだ。最近のアンダーボーンはセンタートンネル方式が主流だがWinner-Xもそのタイプ。エンジンをフレーム下側に吊り下げた構造とすることで剛性を高めているのが特徴だ。
また、前後ホイールには通常のバイクと同じ前後17インチキャストホイールを装備し、直進安定性と走破性を確保。フロントABSを備えた前後ディスクブレーキを採用し確実な制動力を確保するなど、充実した足まわりも見逃せないポイントである。機能面でも灯火類はすべてLEDを採用、盗難防止装置付きスマートキーやUSB電源を装備するなど利便性にも優れている。
コーナーを攻めるようなスポーティな走りも得意。
都会を駆け抜ける快速ランナー。シャープなスタイルも絵になる。
アジアにおけるメジャーレースへの登竜門として知られるアンダーボーン。ベースマシンの性能が試されるだけに走りは見た目以上に強烈だ。CBR150系の水冷単気筒エンジンはDOHC4バルブらしい瞬発力と高回転での伸びが気持ちいい。アクセルと同時に小気味よい鼓動感とともに軽い車体が弾けるように加速する。通常バイクと同じ前後17インチホイールの安定したコーナリングも好印象。
10,000rpm近くでピークを打つ高回転型エンジンと6速ミッションを駆使してフルカウルスポーツ並みのエキサイティングな走りも楽しめてしまう。最新感のあるフェイスとバックビューもカッコいい。軽量スリムな車体を生かして街中でもキビキビと走り回れる機動力も魅力だ。
「スクーターの形をしたスポーツバイク。通勤にちょっとスパイスが欲しい人にもおすすめですね」byまーろん
上体が起きてリラックスしたライポジ。シート高795mmだが車体がスリムなので足着きも良い。通常の位置にタンクがないため跨りやすいのもメリット。モデル身長:179cm。
両足とも踵までべったり着いてヒザも曲がる。
女性ライダーでも扱いやすいサイズと軽さ(122kg)。前後長も短くコンパクトだ。モデル身長:172cm
両足とも踵までべったり着いてヒザも曲がる。
支払総額(税込):
42.4
万円