【モンキー50の特徴】
ホンダと言えば、「カブ」「モンキー」と言えるほどのビックネームとなった車両です。
モンキーの長い歴史の始まりは、多摩テックというホンダの遊園地でアトラクション用に作られた「Z100 モンキー・オート」というバイクが始まりでした。それから、数々のモデルチェンジなどを繰り返して、2017年にモンキー50としては生産終了。ですが、2018年からは125ccとなったモンキーが2022年現在まで生産されています。
■国内4メーカーで最小のバイク
可能な限り小さいバイクを造ってみようというところから始まった開発でした。
その後も生産が続き、幾代ものモデルが登場していますが、誰もが知る国内4メーカーで最小のバイクとして、遊びやレジャー、ファッションとしても愛されました。
■FI化した最終型モンキー50
2009年に、フューエルインジェクションを搭載して再登場したモンキーは、電子制御等の追加によって、過去に販売されていたカスタムパーツが軒並み使えないという事態に陥っていました。また、インジェクション化をするとECUなど数多くのパーツが増えることになります。
実際、シート下やサイドカバーの中にパンパンに詰まっていたり、エキゾーストパイプも無理やりな構造になっていたりしました。
これは、モンキーらしさを守るために開発であり、モンキーの歴史を続けるためのことでした。
■数多くの限定モデル
キャブレター時代の2006年に発売されたのがモンキー40周年記念モデル。
FI化後の2011年にはブラックを基調としたリミテッドモデル。
2012年には、CR110カブレーシングをイメージしたリミテッドモデル。
2013年はブラックを基調として、チェック柄を施したリミテッドモデル。
2014年には、ホンダ二輪工場のある熊本県のPRキャラクター「くまモン」とのコラボモデル。
2017年には、モンキー発売から50周年の記念モデル。
同じく2017年に500台限定で発売した50周年記念のスペシャルモデル。
応募倍率90倍まで跳ね上がったスペシャルモデルを最後にモンキー50としての幕を閉じました。
【モンキー50の装備】
より小さくコンパクトにできる折り畳み式ハンドルを装備。U字ロックホルダーのついたリアキャリアも装備しています。
【モンキー50のパワーユニット】
ホンダ伝統の4ストローク単気筒エンジンを採用しました。PGM-FIの採用で環境性能も向上しました。
【モンキー50のシャシー】
8インチのブロックパターンタイヤ装着の4速ミッションでどこでもどんな場面でも遊べるマシンになっています。