【BURGMAN200/バーグマン200の特徴】
バーグマン200は2014年から日本国内販売が開始された200ccスクーターです。
タイスズキ生産のモデルとなっており、2001年からバーグマン150として販売。2006年のモデルチェンジでバーグマン200となり、2013年のモデルチェンジ以降が日本導入モデルとなりました。
2001年から生産されている長寿モデルだと思いますが、実はバーグマンという名前は、スカイウェイブの海外名。置き換えるとスカイウェイブ150からスカイウェイブ200となって、国内導入の際に車名が統一。バーグマン200となった流れとなります。
■ライバル車を引き離すスペック差
バーグマン200のライバル車はホンダPCX150(現在はPCX160)やヤマハマジェスティS(155cc)となっており、40~50ccの差が生まれています。この原付一種1台分の差は、スクーターにおいて、大きなスペックとなり、余裕のある快適性に貢献するものでした。
2人乗りの際もゆったり快適な走行性能となり、シート下収納も形状やサイズによってフルフェイスヘルメットが2個入る仕様となっています。
■兄弟モデルの販売
スカイウェイブの後継モデルとして、バーグマン400やバーグマン125が存在しています。バーグマン400は、スカイウェイブ400のフルモデルチェンジ版として、2017年から発売しています。
バーグマン125は、日本精機導入はありませんが、海外モデルとして大きく普及しています。
不足しがちな125ccスクーターの穴を埋める為、日本導入の要望も聞こえてはいますが、現在まで海外モデルのみの設定となっています。
バイク館では、バーグマン125の並行輸入を行っており、安価で十分なスペックを持ったスクーターとして人気となっています。
■バーグマン200の歴史
2014年から日本で販売されているバーグマン200は、毎年のカラーチェンジを重ね、2017年にマイナーチェンジを行います。この仕様変更で、平成28年排ガス規制に対応しました。
その後もカラーチェンジを続け、2021年に再度マイナーチェンジを行います。
ここでは、ABSを標準装備としました。
2022年11月から継続生産車に適応される平成32年排ガス規制に対応せず生産終了がアナウンスされました。
【BURGMAN200/バーグマン200の装備】
様々な情報が一瞬で確認できる大型の液晶とアナログ式のタコメーター、速度計を採用しました。
大型のウインドウスクリーンや肉厚のシートは走行中の快適性に大きく貢献します。
シート下収納は41Lの大型となっており、サイズによってはフルフェイスヘルメットが2つ入る仕様となっています。
【BURGMAN200/バーグマン200のパワーユニット】
200ccの軽量でコンパクトな水冷4ストローク単気筒エンジンは、低速から高速まで排気量を生かした力強いパワーを発揮します。タンデム走行や市街地走行、ワインディングなど、様々な場面で十分なパフォーマンスを発揮します。
【BURGMAN200/バーグマン200のシャシー】
前後ディスクブレーキとなっており、ABSも標準装備となっています。減衰力調整機構付きのツインショックを採用。快適な乗り心地と高いコントール性を発揮するハンドリングに貢献しています。