【Z650RSの特徴】
Z650RSは2022年4月に発売された、レトロスタイルのネイキッドスポーツモデルです。
Z900RSに続くレトロスポーツモデルとして登場したZ650RSは、Z900RS同様にZ650がベースとなっています。
Z900RSはZ900ベースの4気筒エンジンを搭載していますが、Z650RSは並列2気筒エンジンを搭載しています。フレームやホイールなどのシャシーもZ650RS用に最適化されています。
■RSシリーズのエントリーモデル
2023年2月現在、カワサキからリリースされているRSシリーズはZ900RSとZ650RSのみとなっています。
その為、Z900RSより軽量で扱いやすいRSシリーズのエントリーモデルとしての立ち位置となっています。
コストカットの為、電子装備などは非搭載となっている部分も多く、大型バイクエントリーに適したモデルとなっています。
■Z650RSの歴史
2022年に登場したZ650RSは、発売時から平成32年排ガス規制に対応していました。
また、2022年はZ1の登場から50年となるため、他のZシリーズやZ900RSと同様に「50th Anniversary」が発売されました。
【Z650RSの装備】
Z650RSはレトロな雰囲気を演出する為の専用装備が採用されています。
メーターはアナログ式のタコメータと速度計で中心にはデジタル液晶パネルも搭載されています。
ヘッドライトはもちろん丸目LEDとなっており、車両の雰囲気を纏めています。
【Z650RSのパワーユニット】
エンジンはZ650ベースの並列2気筒エンジンを搭載しており、街中での走行に最適化しています。
低中速域で強力なトルクを発揮し、優れたスロットルレスポンスも実現しています。
【Z650RSのシャシー】
13.5kgの軽量フレームを採用し、車体全体の軽量化に大きく貢献しています。
フロントサスペンションは高い路面追従性と快適性に貢献しています。