【Z650の特徴】
Z650は2017年に発売された、ER-6nに代わるミドルクラスネイキッドモデルです。
平成29年排ガス規制の影響でモデルチェンジを余儀なくされたニンジャ650/ER-6nからの脱却を図っての新モデル登場でした。現在ではカワサキの2大看板となるNinja/Zシリーズでエンジン等の基本構成は共通とする、フルカウル・ネイキッドの住み分け戦略が進んでいきます。
■Zシリーズの「Sugomi」コンセプト
Zシリーズのデザインコンセプトである「Sugomi」。文字通り「凄み」のあるフロントマスクからのスタイリングとなっており、まるで猛獣が睨みつけているかのような顔となっています。圧倒的な存在感と絶対的強者のオーラを放つデザインです。
■Z650の歴史
2017年の発売から約3年後の2020年に初のマイナーチェンジを行います。
このマイナーチェンジでは、LEDヘッドライト、フルカラーTFTメーターの採用やリアシートの形状変更を行い、快適性を向上させました。
2020年には2度目のマイナーチェンジを行い、平成32年排ガス規制に対応。継続生産となりました。
【Z650の装備】
フルカラーTFT液晶メーターを採用し、自動調光機能を備えました。
また、スマートフォンとBluetoothで連動し、専用アプリケーションで様々な機能を使用することもできます。
またオプションでは、トップケースやソフトパニアケースなど、積載性を向上させるパーツも豊富に取り揃えられています。
【Z650のパワーユニット】
Ninja650と共通の水冷パラツインエンジンは、低-中回転域での力強いトルク感を発揮し、デザインのみならず、パワーユニットでも「Sugomi」を演出しています。
アシストスリッパ―クラッチの採用もしています。
【Z650のシャシー】
フレームはトレリスフレームを採用。軽量化と軽快なハンドリング性能に貢献しています。
サスペンションは正立フォークとなっており、快適性に貢献。また、高い路面追従性も誇り、ハンドリング性能を向上させています。