【KDX125SRの特徴】
KDX125SRは、2stオフローダーのKDXシリーズ125ccモデルとして1990年に登場しました。
KMX125の後継機種として登場したKDX125SRは、モトクロッサーのKX125に保安部品を装着して、公道仕様にする形で生産されました。
125cc2stオフローダーとして最後のモデルとなり、モトクロッサーのKX125公道版ということや、クラス初の倒立フォーク、ペリメタ―フレーム等で、長く人気のある車種となりました。
■ペリメタ―フレームの採用
KX125の公道版となっているモデルなので、当然と言えば当然なのですが、KMX125のセミダブルクレードルフレームから、ペリメタ―というツインスパーフレームを採用しています。
■KDX125SRの歴史
1990年に登場したKDX125SRは、2度のマイナーチェンジを行い生産されてきました。
1991年には電気系統の改良とディスクブレーキカバーを装着するマイナーチェンジを行いました。
1994年にはリアサスペンションのリザーバータンクが別体式となる変更が行われています。
2000年に当時の排ガス規制に対応せずに生産終了となりました。
【KDX125SRの装備】
KDX125SRは、KX125に保安部品を取り付けた公道モデルです。
その為、基本構成や部品はKX125と同様となっています。
【KDX125SRのパワーユニット】
KX125のエンジンを使用している為、125ccながら最高出力22psという圧倒的なパワーを誇ります。
【KDX125SRのシャシー】
ペリメタ―フレームを採用し、各部の剛性の強化に成功しました。
また、フロントサスペンションはクラス初採用となる倒立フォークを採用しており、ステム周りの剛性の強化に貢献しています。