【FLSTC/ヘリテイジ ソフテイル クラシックの特徴】
FLSTC/ヘリテイジ ソフテイル クラシックは、1984年に登場したソフテイルシリーズの遺産(ヘリテイジ)と名付けられたバイクです。
サスペンションレスのリジットをハード・テイルと呼び、サスペンションを隠してリジット風のスタイルをソフト・テイルと呼びます。このことから、リジット風スタイルをソフテイルと呼ぶようになりました。
FLSTC/ヘリテイジ ソフテイル クラシックの発売は1986年で2017年まで販売されました。30年以上のモデルヒストリーとなりました。
■歴史を感じさせる外観
遺産というネーミングからもわかるとおり、その外観デザインには歴史を感じます。一目見るだけでハーレーダビッドソンだとわかるオーラを放っています。
1986年の登場以来、ツインカムエンジンへの移行などは行いましたが、大きくスタイルを変えることなく2017年まで販売されました。
1940年代から続くFLシリーズのスタイルを継承する一台となっています。
■1689ccエンジンが誇るパワー
300kgオーバーの車重を引っ張るのは1689ccのツインカムエンジンです。
サイドバッグやウインドシールド、ソフテイル特有の装備等で重くなりがちですが、走りだしてしまえば圧倒的なパワーでストレス無く快適な走行を実現します。
大型のウインドシールドで疲労感無く走行することが可能で、300kgオーバーの車体も相まって、安定性は抜群です。
■FLSTC/ヘリテイジ ソフテイル クラシックの歴史
1984年に発売されたFLSTC/ヘリテイジ ソフテイル クラシックは、2017年まで販売されました。
1449ccエンジンから、2007年モデルで1584ccツインカム96Bエンジンへと変更となりました。
2013年にはハーレーダビッドソン110周年記念の110th Anniversary Editionが発売となりました。
2016年にはマイナーチェンジで、1689ccツインカム103Bエンジンへと変更になりました。
2017年モデルを最後に販売終了しました。
【FLSTC/ヘリテイジ ソフテイル クラシックの装備】
FLSTC/ヘリテイジ ソフテイル クラシックは2016年のアップグレードで、スロットルコントロールシステムやオートクルーズコントロールなどの電電子制御を備えました。
また、サイドバッグも装備しており、ツーリングモデルとしての基本性能も向上しています。
【FLSTC/ヘリテイジ ソフテイル クラシックのシャシー】
リアサスペンションを車体下部に搭載し、サスペンションを隠すようにしたリジット風ソフトテイルフレームが一番の特徴です。
リジット時代のデザイン性の良さに、リアサスペンション搭載の乗り心地が加わり、最上級の乗り心地に貢献しています。