【C400GTの特徴】
C400GTは2019年に発売された、BMWのCシリーズスクーターモデルです。
Cの意味はコミューターを表しており、市街地を快適に駆け抜ける乗り物を指します。
先行して発売されたC400Xのバリエーションモデルとして登場し、Xよりも長距離ツーリングに焦点置いたマシンでした。
日本国内仕様は2021年7月16日に発売されており、日本仕様のみETC車載器が標準装備とされています。
■どこの国でも受け入れられるスクータースタイル
スクータースタイルは、日本での通勤通学の足としてはもちろんツーリングもこなせるハイスペックなバイクとして根付いています。
EU諸国でも、日本がビックスクーターブームにあった時代から今まで、生活の幅を延長する乗り物として根強い人気となっています。
他にも二輪の需要が増加してきたアジア圏でも利便性の高いスクーターは重宝されており、どこの国に導入しても受け入れられるモデルとなりました。
■高級感のある装備類
400ccクラスのビッグスクーターであり、90万円を超える新車価格の為、カウルやその他装備は高級感や利便性の高いものが揃っています。
高級感のある素材のシートやLED化された全灯火類、フルカラー液晶のメーターなどは、国内スクーターには無いものがあります。
また、シート下にはフレックスケースというギミックがあり、停車時のみ積載スペースを拡張することができます。そのため、ヘルメットもしっかりと収納することができます。
■C400GTの歴史
2019年に登場したC400GTは、2021年に初めてのマイナーチェンジを行いました。
このマイナーチェンジで、欧州排ガス規制のユーロ5に対応し、そのほかにもUSBソケットの追加や各部の最適化が行われました。
このモデルから日本国内仕様が導入となりました。
【C400GTの装備】
全灯火類はLED化されており、フルカラーのTFTメーターも搭載しています。
ETC2.0も標準装備としており、ロングライドに対して快適性などを最適化しています。
【C400GTのパワーユニット】
水冷単気筒エンジンを採用しており、電子スロットルを搭載しています。
AT車として、クイックなスロットルレスポンスとなっており、低速から繊細でスムーズな走行感となります。
【C400GTのシャシー】
シャシー系統を最適化しており、欧州の石畳などでも不快な振動を発生させない優れたクッション性能を発揮します。
フロントブレーキもダブルディスクとなっており、制動性能も十分です。