【ボンネビルT100の特徴】
ボンネビルT100は2002年に登場した、ボンネビルシリーズを象徴するモデルです。
発売当初は、同時にラインナップしていたボンネビルの上級グレードという立ち位置でした。
2005年に排気量が865ccに拡張され、2008年にフューエルインジェクション化を行いました。
2017年に伝統のバーチカルツインエンジンを水冷化した900ccエンジンを搭載し、再登場しました。
■ボンネビルシリーズの共通項
ボンネビルシリーズには共通してどの景色と写真に収めても、写真映えするというのが特徴です。
これはライダーにとって避けては通れない問題で、ロングツーリング等で景色の良い場所に行って写真を撮って、バイクだけが浮いてしまうということは良くあります。
ただ、ボンネビルでは山で撮っても海で撮っても街中で撮っても自然と風景に馴染んでいきます。どこに行くにしても、バイクで行くという選択肢が生まれます。
■ビギナーでも乗りやすくベテランは懐かしい
ライディングポジションから乗りやすさが伝わってきます。跨ってみると一切ストレスの無いポジションで快適に走行できることが容易に想像できます。
実際に走り出してみると、パワフルなトルクからスロットルを回すほどスムーズに加速していきます。
ストリートでのロングツーリングはもちろん街乗り等のショートライドのお手の物です。
■ボンネビルT100の歴史
2002年に登場したボンネビルT100は、ボンネビルの上級グレードとして登場しました。
2005年にはマイナーチェンジを行い、排気量を865ccへアップしました。
2008年の2度目のマイナーチェンジでは、キャブレーターからフューエルインジェクションに変更となりました。
2016年に伝統のバーチカルツインエンジンを水冷化したボンネビルT120が登場し、翌年の2017年にこちらも水冷化を行った900ccエンジン搭載のボンネビルT100を発売しました。
2021年のマイナーチェンジでは、欧州規制のユーロ5に対応しました。
また、ブレンボ製フロントブレーキキャリパーを採用しました。
【ボンネビルT100の装備】
ハイレベルな装備の数々が、日常にマッチした高い実用性を実現しました。
電子制御系も数多く採用されており、長距離の快適性や日常での安全性に大きく貢献しています。
【ボンネビルT100のパワーユニット】
ボンネビルT100の水冷バーチカルツインエンジンの特徴は、レスポンスの良さで、低速域からスムーズで力強いパワーを発揮します。
ストップ&ゴーの多い街中でもストレスが少なく快適な走行を楽しむことができます。
【ボンネビルT100のシャシー】
各部の最適化によって軽量化した車体は、高いハンドリング性能を実現しています。
新設計のサスペンションやブレンボ製フロントブレーキキャリパー等も採用しており、足回り装備に余念はありません。