【シグナスX SRの特徴】
シグナスX SRは2004年に発売した、シグナスXベースのスポーツスクーターです。
基本構成はシグナスXと同じで、3段階調節のできるリアサスペンションと専用のカラーリングが採用されています。
2015年まではシグナスXとSRが併売されていましたが、2016年のモデルチェンジ以降は、シグナスX SRに一本化となりました。2019年以降は、再度シグナスXに戻されました。
■通勤快速の定番
スポーティな装備を充実させることで、走行性能が快適となりました。
FI化した2型やLED搭載の3型、最終の4型まで日常での仕様は特に便利となっていきました。
台湾製造や空冷でコストを抑えた設計で、購入しやすい価格設定も人気の理由でした。
■限定カラーリングの発売
2004年の発売後、様々な記念カラーや限定カラーが発売されました。
2005年にはヤマハ発動機創立50周年記念カラーが発売しました。
2012年にはWGP参戦50周年記念限定モデルを発売。
2017年にはロードスポーツモデルで採用されているブルーのカラーを採用したSpecial Editionを発売。
2018年にはMovistarカラーも発売するなど、多彩なカラーリングとなりました。
■シグナスX SRの歴史
発売翌年のマイナーチェンジでチタンカラーのメーターパネルの採用等を行いました。
2008年のフルモデルチェンジでフューエルインジェクション化をし、2型となりました。
他にもポジションランプ一体型のヘッドライトの採用やシートの構造変更などを行いました。
2010年、2011年にも微小なマイナーチェンジを行いました。
2013年には2度目のモデルチェンジを行い、3型としました。
ここでは、LEDテールライトの採用やシート下収納の容量アップを行いました。
2016年には最後のモデルチェンジを行い、4型としました。
ホイールやスイングアームの見直しを行い、4kgの軽量化に成功。また、リアブレーキのディスク化を行いました。
2019年には再度シグナスXへと車名が戻り生産となりました。
【シグナスX SRの装備】
シャッター付きキーシリンダーやDCソケット、バッグフックや小さい収納もフロントにあり、快適性は向上しています。
メーターもデジタルメーターを装備しており、スポーティな装備が揃っています。
【シグナスX SRのパワーユニット】
スポーティなのは外見だけではなく、スポーツ走行も可能となっています。
スクーターとしての常用回転域での扱いやすさはもちろん、鋭い加速性能を発揮し、ツーリングやスポーツ走行性も文句なしです。
【シグナスX SRのシャシー】
スポーティというだけあって、足回りも充実しています。
前後ディスクブレーキの採用で、安全性は十分確保。ヤマハ特有のハンドリング性能も健在で、取り回しから街乗り、ツーリングまでどこでもこなせるスクーターに進化しました。